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2025年8月17日

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令和7年8月4日から9月12日までの40日間、農水省が推定野菜摂取量測定を実施

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「野菜の日」特別企画! 野菜摂取状況の測定機器を期間限定で設置します(農水省)


この記事の概要

農林水産省は「野菜の日」(8月31日)に合わせ、野菜摂取量の見える化を図るため、推定野菜摂取量を測定できる機器を省内に設置する特別企画を実施します。実施期間は令和7年8月4日から9月12日までで、来庁者は自由に利用できます。


毎年8月31日は「野菜の日」として広く知られていますが、実際に自分がどれほど野菜を摂取できているかを正確に把握できている人は多くありません。こうした背景のもと、農林水産省では今年も「野菜の日」に関連する特別企画を実施することを発表しました。令和7年8月4日から9月12日までの期間、農林水産省庁舎内において、皮膚カロテノイド量を測定することで推定野菜摂取量が確認できる機器を設置する取り組みです。

この測定は手のひらを専用機器にかざすだけで完了し、非接触で簡単に自分の野菜摂取量を推定できます。設置場所と期間は2つに分かれており、まず第一弾として8月4日から8月8日までの間、農林水産省1階の「消費者の部屋」にて、午前10時から午後5時まで利用が可能です。ただし、初日の8月4日は正午から開始し、最終日の8月8日は午後1時で終了となります。第二弾としては8月12日から9月12日まで、農林水産省正面玄関にて、平日の午前9時30分から午後6時15分まで設置されます。

この企画は、国民の健康意識の向上と、野菜摂取の重要性を再認識してもらうことを目的としています。成人一人当たりの1日あたり野菜摂取目標量は350g以上とされており、これは「健康日本21(第三次)」などの国の健康政策にも明記されています。しかしながら、現状では平均摂取量が256gにとどまっており、目標には大きく届いていないのが実情です。そのため、自分自身の食生活を客観的に見直す機会として、この機器の活用が推奨されています。

測定機器は予約不要で、農林水産省に来庁する一般の方々であれば誰でも無料で利用できます。また、省職員も利用可能であることから、職場全体で健康意識を共有する取り組みの一環ともなっています。機器は簡便でありながら、継続的な食習慣改善の「気づき」を促すツールとして、多くの利用者にとって有益な体験となるでしょう。

さらに今回の特別企画は「野菜を食べようプロジェクト」の一環として位置づけられており、これと連動する形で、8月21日にはWebシンポジウムが開催されます。加えて、8月中旬から下旬にかけては農林水産省内の食堂や売店と協力し、「野菜たっぷりフェア」も開催予定です。庁舎を訪れる来庁者のみならず、職員一人ひとりの意識改革を促し、日常生活における野菜摂取の重要性を体感できる構成となっています。

この取り組みは、企業の健康経営に関心のある人事・総務担当者にとっても非常に示唆に富んだものであり、福利厚生の一環として従業員の食生活の改善を図る際のモデルケースにもなり得ます。企業内で同様の測定機器を活用するなどの工夫により、社員の健康意識を高め、結果的に生産性向上や離職率の低下にもつなげることが可能となります。

この記事の要点

  • 令和7年8月4日から9月12日まで農林水産省にて測定機器を設置
  • 推定野菜摂取量が手のひらで簡単に測定可能
  • 現状の平均野菜摂取量は256gで、目標の350gに届いていない
  • 来庁者は予約不要で自由に利用できる
  • 8月21日にはWebシンポジウムを開催予定
  • 8月中下旬には「野菜たっぷりフェア」も同時開催予定
  • 企業の健康経営や福利厚生施策にも応用可能な取り組み

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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