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2025年7月30日

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全国8都市で表彰される「未来につなぐお弁当」コンテストが7月15日からスタート

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未来につなぐお弁当Actionフォトコンテスト(農水省)

令和7年7月15日、農林水産省は「ニッポンフードシフト」の一環として、国産や地元産の食材に目を向けるきっかけをつくる「未来につなぐお弁当Actionフォトコンテスト」を開始しました。この取り組みは、サステナブルな食生活の実践と発信を目的としており、消費者一人ひとりが持続可能な社会の形成に向けてどのように行動できるかを考える機会を提供しています。お弁当という日常的で親しみやすい食のスタイルを切り口に、環境への配慮や地域とのつながりを深めることができる点が、今回のコンテストの大きな特徴です。

お弁当は手軽に始められる食の形でありながら、食材の選び方によって環境への影響を抑えたり、地元の農業を応援したりと、さまざまな社会的価値を含んでいます。たとえば、国産有機農産物や地元で収穫された旬の野菜を取り入れることで、食品輸送によるCO₂排出を減らすことができるほか、地域経済の活性化にもつながります。このような背景から、農林水産省では国民一人ひとりの食の選択が社会に与える影響に目を向けるきっかけとして、今回のフォトコンテストを企画したものです。

コンテストは、令和7年7月15日から8月31日までの期間に実施され、応募者は国産や地元産のサステナブルな食材を使用したお弁当を作り、写真に収めたうえで専用の応募フォームから投稿することで参加が可能です。投稿時には、お弁当の名前や使用した食材、工夫したポイントなどを100文字以内で記入する必要があります。応募は誰でも可能で、年齢や居住地に制限はありません。ただし、高校生未満の方が受賞した場合には保護者の同伴が必要とされています。

選考では、全国8都市で認定式が行われることが決定しており、最優秀賞には20名、優秀賞には140名が選ばれます。認定式は札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、岡山、熊本の各都市で実施され、入賞者はその場で表彰されるほか、RED U-35ぐるなびシェフによるサステナブル食材を使った料理の説明や試食にも招待される予定です。さらに、受賞者には「食をつなぐ親膳大使(お弁当)」の称号が与えられ、今後の食育や地産地消推進活動への参画が期待されます。

今回の企画は、単なるフォトコンテストにとどまらず、持続可能な食の選択肢を社会に広げていく実践的なアクションとしての側面も持っています。日本の食料自給率が低下傾向にあるなかで、国産や有機農産物を積極的に取り入れることは、食の安定供給や環境保全に直結する重要な課題です。これをお弁当という日常的なテーマを通じて啓発し、より多くの人々に関心を持ってもらうことで、食と農業を取り巻く社会全体の意識改革が促されることが期待されています。

このようなコンテストをきっかけに、自分自身の食生活を見直すとともに、地域とのつながりや環境への配慮といった視点を取り入れた新しいライフスタイルを考える良い機会になるでしょう。今後、こうした取り組みがさらに広がりを見せることで、食を通じた持続可能な未来への一歩が着実に進んでいくことが期待されます。多くの方が日々の生活の中でサステナブルな行動を実践するための具体的なきっかけとして、このフォトコンテストに参加してみてはいかがでしょうか。興味のある方は、専用ページから詳細を確認のうえ、ぜひ応募してみてください。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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