2025年6月6日
労務・人事ニュース
北米で日本酒ファン300社募集、無料で参加できる#SupportSAKEプロジェクトが始動
- 商品検品・仕分け・ピッキングなどのモクモク工場内作業すぐ働ける!未経験者さん大歓迎
最終更新: 2025年6月6日 10:40
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最終更新: 2025年6月6日 10:40
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北米日本酒ファンコミュニティ#SupportSAKEプロジェクト ―日本の酒造りの伝統と多様性を次の世代につなぐために―(JETRO)
2025年5月23日、ジェトロ・ロサンゼルス事務所を中心とする関係機関の協力のもと、北米における日本酒文化の継承と発展を目的とした「北米日本酒ファンコミュニティ#SupportSAKEプロジェクト」が正式に始動しました。このプロジェクトは、単に日本酒を輸出するという枠組みにとどまらず、現地の消費者、愛好家、レストラン関係者、さらには日本国内の酒蔵や関連企業をつなぐプラットフォームとして、大きな注目を集めています。特に、SNSの活用とファン主導の参加型キャンペーンを軸とした運営が特徴で、次世代に向けた新たな日本酒の広がりを創出する取り組みとして位置づけられています。
このプロジェクトでは、Instagramを舞台に、#SupportSAKEのハッシュタグを使って参加者が自らの体験を投稿・共有することで、日本酒を楽しむ文化の可視化と拡散を図ります。法人サポーターとして登録された酒蔵や飲食店、小売店、団体などは、自社のアカウントを通じて関連イベントや商品情報を発信することができ、公式アカウントによる紹介やシェアによって、現地の消費者との接点が飛躍的に広がります。これにより、企業のプロモーションだけでなく、地域色豊かな酒造りの魅力も北米市場に届けることが可能となります。
事業期間は2025年4月から2026年3月までの1年間で、オンラインを中心にさまざまな取り組みが実施されます。参加費は無料で、最大300社が法人サポーターとして登録可能です。現在も登録受付中であり、2026年3月31日が申し込みの締切日とされています。法人サポーターには、参加証の発行や、ジェトロによる英語紹介投稿の作成、フォロワーとのライブ配信やイベントへの招待といったさまざまな特典が提供されます。
また、本プロジェクトでは、参加者がより能動的に関わる仕掛けも用意されています。たとえば、ファン向けのフォトキャンペーンでは、酒蔵グッズや見学ツアーの招待券などが景品として用意されており、日本酒に親しみを持つ機会が広がっています。さらに、北米各地で実施される試飲イベントでは、実際に日本酒を味わいながら酒蔵と直接対話できる時間が設けられ、ファンとの信頼関係構築にもつながっています。
本プロジェクトの最大の意義は、日本の伝統文化である酒造りを単なる「製品」としてではなく、「体験」として消費者に届けることにあります。多くの北米消費者にとって日本酒はまだ敷居の高い存在である一方、近年は健康志向や発酵食品ブームの中で注目を集めており、文化的な文脈で日本酒を紹介することが重要です。その点において、本プロジェクトは日本の伝統を未来につなぐ新たな橋渡し役を果たすことが期待されています。
このように#SupportSAKEプロジェクトは、現地の日本酒ファンの裾野を広げるだけでなく、日本国内の酒蔵にとっても海外展開の足がかりとなる大きな機会を提供しています。採用担当者や企業の戦略担当者にとっても、自社のブランディング強化や海外マーケットへの感度向上、さらには社内外のカルチャー発信の一環として参画するメリットは極めて大きいといえるでしょう。
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ