2025年6月16日
労務・人事ニュース
吉野川の夏を彩る「五九郎まつり」、6月28日17時から鴨島駅前通りで市民参加型イベント開催
- 「高給与」/准看護師・正看護師/病院/車で通えます
最終更新: 2025年6月15日 22:38
- 認定こども園の保育士
最終更新: 2025年6月16日 02:32
- 「駅チカ」/正看護師/クリニック/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年6月15日 22:38
- 「土日祝休み」/正看護師/病院/夜勤なし
最終更新: 2025年6月15日 22:38
20時の阿波おどりまで続く4時間の祭典、「ごくろうさん」の心を伝える五九郎まつりの全貌
令和7年6月28日、徳島県吉野川市にあるJR鴨島駅前通りを舞台に、地元が誇る喜劇俳優・曾我廼家五九郎をたたえる「五九郎まつり」が開催されます。この祭りは、吉野川商工会議所が事務局を務める実行委員会が主催しており、五九郎という地域にゆかりのある偉人の名を冠して、人々の努力に感謝の気持ちを伝える「ごくろうさん」の心を広く共有することを目的とした、温かな趣旨に基づいて行われる地域イベントです。
当日は、17時から21時までの4時間にわたって、駅前通りが賑やかな舞台へと変わります。開幕式では原井吉野川市長や坂東商工会議所会頭によるあいさつが行われ、テープカットを皮切りに、地域の児童、生徒、NPO法人、市民団体などによる演奏やパフォーマンスが次々と披露される予定です。特に、鴨島小学校の金管バンドの演奏から始まるプログラムには、阿波吉野川地区保護司会による「社会を明るくする運動パレード」、人権啓発を目的とした吉野川市人権用語委員によるパレードなど、地域に根ざした啓発活動が組み込まれており、単なるお祭りにとどまらず、市民意識の向上を目指す側面も備えています。
17時30分からは知恵島小学校の児童による「五九郎おどり」が披露され、18時にはNPO法人「太鼓の楽校」の和太鼓演奏が祭りの熱気を一段と高めます。18時30分には吉野川市連合婦人会鴨島支部が再び「五九郎おどり」を披露し、19時からはブルーリバーズによる鼓笛隊の演奏が続きます。そして19時30分からは鴨島鳳翔太鼓振興会による「鳳翔太鼓」が響き渡り、最後の20時には阿波おどりが登場して、観客と演者が一体となる祭りのクライマックスを迎えます。
この「五九郎まつり」は、世代を超えて地域住民が参加し、交流し、伝統や地域文化を継承する貴重な場となっています。子どもたちが主役となって地域に貢献する経験は、自立心や責任感を育む機会となり、また市民団体やNPO、地域住民が協力しながら一つの行事を形にしていく過程そのものが、地域の一体感と持続可能な社会の礎を築いています。企業の採用担当者にとっては、このような地域に密着した行事に関わる経験を持つ人物は、協調性や地域社会への貢献意識を備えている可能性が高く、人物評価の重要な指標となり得ます。
また、開催当日が荒天の場合には、翌日の同時刻に順延されることになっており、安全に最大限配慮しつつも、継続的な実施を可能とする運営体制が整えられています。実施の有無については6月28日正午に最終判断が行われる予定で、参加者や関係者には公式案内を通じて情報が提供されます。このような慎重かつ柔軟な運営方針は、地域イベントにおける安全管理や情報発信のあり方としても注目すべき点です。
「五九郎まつり」は、単なる娯楽イベントではなく、郷土の歴史に敬意を払いながら、人々の絆を深め、地域の活力を育む文化的イベントです。地域で活動する商工会議所や自治体、教育機関、市民団体が連携し、一つのテーマに基づいて実施されるこのような行事は、地方創生のモデルケースとしても評価されています。参加者一人ひとりが自らの役割を理解し、チームとして協働することの意義を体感する場となるため、企業活動において求められるチームワークや主体性の育成にもつながる貴重な経験と言えるでしょう。
⇒ 詳しくは吉野川商工会議所のWEBサイトへ