2025年8月27日
労務・人事ニュース
福岡県が伝統工芸品魅力発信事業に最大1,000万円補助、申請は令和7年9月5日・11月28日締切
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「夜勤なし」/准看護師・正看護師/整形外科/リハビリテーション科/外科/クリニック
最終更新: 2025年8月26日 22:37
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「夜勤なし」/准看護師・正看護師/デイサービス/介護施設/車で通えます
最終更新: 2025年8月26日 22:37
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「駅チカ」/准看護師・正看護師/学校/うれしい土日祝休み
最終更新: 2025年8月26日 22:37
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「夜勤なし」/正看護師/デイサービス/オンコールなし
最終更新: 2025年8月26日 22:37
令和7年度 「福岡の伝統工芸品」魅力発信事業費補助金
この記事の概要
福岡県は、「福岡の伝統工芸品」魅力発信事業費補助金の募集を開始しました。観光施設や商業施設などに伝統工芸品を導入・設置し、その魅力を発信する取組を支援します。補助率は経費の1/2以内で、最大1,000万円の補助が可能です。申請期限は事業内容により異なり、最長で令和7年11月28日までです。
福岡県は、県内に根付く伝統工芸品の魅力を広く発信し、その産地への誘客を促進するため、「福岡の伝統工芸品」魅力発信事業費補助金の募集を開始しました。本補助金は、ブランド力や集客力の高い観光施設、商業施設、公共施設などのエントランス空間などにおいて、福岡県内の伝統工芸品を組み込んだ内装や建築工事、または工芸品の展示・設置を行う取組を支援するものです。対象施設は、民間が運営する集客性の高い場所に限られ、国や地方公共団体が所有・管理する施設は対象外となります。
補助対象事業は、建物等の内装に伝統工芸品を導入する工事、工芸品やその技術を活用した二次製品の購入や設置、そしてこれらをきっかけに産地への誘客を促す情報発信体制の整備です。特に内装導入や設置を行う場合には、必ず情報発信体制の整備も併せて実施する必要があります。補助率はいずれも経費の1/2以内で、内装導入の場合は最大1,000万円、工芸品購入や設置の場合は下限50万円から上限100万円、情報発信体制整備の場合は上限50万円が設定されています。予算額に達し次第、募集は終了します。
申請期間は事業ごとに異なり、内装導入は令和7年9月5日まで、工芸品購入・設置および情報発信体制整備は令和7年11月28日までとなります。採択にあたっては、県が設置する審査会による審査が行われ、採択事業者が決定します。補助事業は令和8年2月28日までに完了する必要があり、この期限を過ぎると補助金は交付されません。また、事業完了後の実績報告時には、各産地組合等が発行する「福岡の伝統工芸品証明書」が必要となります。
対象となる伝統工芸品は、経済産業大臣指定の「博多織」「博多人形」「久留米絣」「小石原焼」「上野焼」「八女福島仏壇」「八女提灯」を含む7品目と、福岡県知事指定の特産民工芸品37品目で、計44品目です。これらは福岡の歴史や文化を色濃く反映した工芸品であり、国内外の観光客への魅力発信に大きな効果が期待されます。
企業や採用担当者の視点からも、この制度は注目に値します。伝統工芸品を活用した空間づくりは、施設や企業のブランド価値を高めるだけでなく、来訪者に強い印象を与え、企業イメージの向上にもつながります。また、地域文化を活かした空間演出は、インバウンド需要の取り込みや企業の社会的価値向上にも寄与する可能性があります。デザイン性と文化性を融合させた取組は、採用活動や人材定着にもプラスに働くでしょう。
この記事の要点
- 福岡の伝統工芸品を活用した魅力発信取組に最大1,000万円補助
- 補助率はいずれも経費の1/2以内、事業内容に応じて上限額設定
- 内装導入、工芸品設置、情報発信体制整備が対象
- 申請期限は事業内容により異なり、最長で令和7年11月28日まで
- 対象工芸品は計44品目、博多織や久留米絣、小石原焼などを含む
- 事業完了期限は令和8年2月28日、証明書の提出が必須
⇒ 詳しくは福岡県のWEBサイトへ