2025年5月30日
労務・人事ニュース
約7.5キロの遍路道で心を整える、6月7日開催のマインドフルウォーキングに注目
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最終更新: 2025年6月5日 19:07
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最終更新: 2025年6月5日 22:38
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最終更新: 2025年6月5日 22:38
申込締切は6月4日、参加費4,400円で心身のリセットを図る松山の特別企画
愛媛県の松山商工会議所では、2025年6月7日に開催されるイベント「マインドフルウォーキング『四国遍路のルーツに触れる』」の参加者募集を開始しました。このイベントは、ストレス軽減や集中力の向上に効果があるとされるマインドフルネスを実践する場として企画されたもので、四国八十八ヶ所の霊場を歩く「遍路文化」との融合を図った内容となっています。ビジネスパーソンを含む多くの人々が、心身のリフレッシュを目的として気軽に参加できる構成となっており、参加費は税込4,400円、申込締切は6月4日です。
当日は、午前9時30分から午後1時30分までの約4時間にわたってプログラムが実施されます。スタート地点は第四十六番札所の浄瑠璃寺で、最終目的地である札始大師堂までの約7.5キロの行程を歩く構成です。この道中では、第四十七番八坂寺や文殊院、さらには八ツ塚群衆古墳など、歴史的・文化的にも価値のあるスポットを巡ることができるため、心身の鍛錬にとどまらず、地域資源の再発見にもつながる内容となっています。
注目すべきは、今回のアドバイザーとして鎌倉マインドフルネス・ラボの代表であり、ZEN2.0の共同代表理事でもある宍戸幹央氏が招かれている点です。彼は国内外でマインドフルネスの普及活動を展開しており、ビジネス環境におけるメンタルヘルスの重要性にいち早く着目してきた第一人者です。今回のイベントでも、開始前にはマインドフルウォーキングに関するレクチャーが予定されており、初心者でも安心して実践に取り組めるように配慮されています。
マインドフルウォーキングとは、歩くことを通じて「今この瞬間」に意識を集中させ、自分の感情や身体の感覚に注意を向けるトレーニングです。現代社会では、多忙な業務や情報過多の環境にさらされ、常に思考が先走る状態が日常化しています。こうした状況の中で、一歩一歩を意識的に歩く時間を持つことは、心の静けさを取り戻し、パフォーマンス向上に繋がる有効な手段といえるでしょう。
今回のコースは、遍路の起源とされる衛門三郎の伝説にゆかりのあるルートで構成されており、ただの健康イベントではなく、精神的な意味合いも色濃く含んでいます。参加者は白衣をまとい、昔ながらの遍路姿で歩くことで、地域の歴史と信仰に触れる体験ができる点も特徴です。このような非日常の体験は、日頃のストレスからの解放と、自己の内面と向き合う貴重な時間を提供してくれます。
イベントの集合場所は株式会社一六の本社工場とされており、自家用車でのアクセスも可能です。このような配慮により、参加者が安心して現地に赴くことができる環境が整えられています。また、歩き終わった後には軽食が提供され、振り返りの時間も設けられているため、気づきや感想を共有する場としても活用されます。
地域資源の発掘とコンテンツ化を掲げる松山商工会議所のこうした取り組みは、観光振興と地域ブランディングの両面で大きな意味を持ちます。企業の人事や採用担当者にとっても、従業員のメンタルヘルス支援や働き方改革の一環として、今後参考となる事例といえるでしょう。
⇒ 詳しくは松山商工会議所のWEBサイトへ