2025年8月7日
労務・人事ニュース
高さ5m・幅12mのジャンボひな壇登場、岩槻まつりに多くの企業が協賛する地域密着型イベント
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「駅チカ」/正看護師/整形外科/外科/クリニック/夜勤なし
最終更新: 2025年8月8日 22:40
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最終更新: 2025年8月8日 22:39
地域企業と住民が一体に、高さ5mのひな壇が象徴する岩槻まつり
2025年8月10日、埼玉県さいたま市岩槻区にて、「~日本一のジャンボひな段~2025人形のまち岩槻まつり」が開催されることが発表されました。このまつりは、1976年から続く岩槻の夏の伝統行事で、地域住民にとっては季節の風物詩となっており、観光客にも親しまれています。開催当日は、午後3時から午後8時30分までを予定しており、会場周辺では午後2時から午後9時まで交通規制が実施される見込みです。メイン会場は、岩槻人形博物館前の広場をはじめ、岩槻駅東口のクレセントモール、市宿通り、久保宿通りなど複数の場所でイベントが同時進行で行われます。
このまつりの目玉となるのが「ジャンボひな壇結婚式」です。会場には、高さ約5メートル、幅約12メートルにも及ぶ巨大なひな壇が設置され、上段にはお内裏様とお雛様に扮した結婚予定のカップルが登壇します。この演出は、来場者の前で未来を誓う特別な時間となり、毎年多くの人々の注目を集めています。観客はこの場で新郎新婦を祝福し、岩槻全体が祝祭ムードに包まれます。ジャンボひな壇のスケールは「日本一」とも称されており、地域文化の象徴としての役割も果たしています。
今年は新たな試みとして、久保宿中通りを会場とした「楽市(らくいち)」が初開催されます。この楽市では、子ども向けの「ちびっこ広場」や「子どもみこし」のほか、特設ステージでのパフォーマンスなど、家族連れでも楽しめるイベントが数多く予定されています。主催する「人形のまち岩槻まつり実行委員会」は、さいたま商工会議所岩槻支所内に事務局を構え、地域の団体・企業・住民と連携してまつりの運営を進めています。
実行委員長は、開催にあたり、地域の協力に対して深い感謝の意を示しています。先代から受け継がれてきた岩槻まつりの伝統を大切にしつつ、若い世代の視点やエネルギーを取り入れながら、まつりを進化させていく意志を語っています。今年の楽市の導入もその一環であり、新旧の要素が調和した新しい地域イベントのかたちが模索されています。
まつりに対する地域企業の支援も非常に厚く、岩槻人形協同組合をはじめ、建設業、小売業、医療機関、金融機関など多くの企業が協賛を表明しています。協賛広告の申し込みも受け付け中で、パンフレット掲載の締切は設けられているものの、申込はギリギリまで対応しており、掲載が間に合わなかった場合も公式ホームページに情報が反映される仕組みになっています。
さらに、キッチンカーの出店者募集も並行して進められており、飲食関連業者にとっては、新規顧客との接点を広げる絶好の機会となります。出店に関する詳細は、foodsfunという専用サイトへの登録を通じて確認することができます。来場者の多くは家族連れや地域住民であり、こうしたリアルな接触の場は企業ブランディングや地域密着型のプロモーションに有効といえるでしょう。
今後の岩槻地域では、10月19日に「岩槻やまぶきまつり」、11月3日には徳川家康公ゆかりの「城下町岩槻鷹狩り行列」、そして来年2月から3月には「まちかど雛めぐり」が予定されています。いずれのイベントも地域の歴史や文化を背景に持ち、観光振興や地域住民の交流促進に寄与しています。特に「まちかど雛めぐり」は、各所に自慢の人形が飾られる華やかな催しで、岩槻が「人形のまち」としての誇りを再確認できるイベントとして定着しています。
このように、2025年の「人形のまち岩槻まつり」は、過去の伝統を継承しながらも、新たな展開によって未来へと繋がる取り組みが進められており、地域の文化力と連携力が結実した一大行事となっています。地域に根ざした企業や住民の協力によって形作られるこのまつりは、ただの夏のイベントではなく、地域社会そのものを映し出す鏡であり、岩槻の誇りといえるでしょう。
⇒ 詳しくは人形のまち 岩槻まつりのWEBサイトへ