労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 150名限定、福島県知事とトップ企業が語る9月1日開催の企業立地セミナー

2025年6月10日

労務・人事ニュース

150名限定、福島県知事とトップ企業が語る9月1日開催の企業立地セミナー

Sponsored by 求人ボックス

福島県 令和7年度福島県企業立地セミナーの開催

2025年9月1日、福島県と福島県企業誘致推進協議会は、東京都千代田区の帝国ホテル東京にて「福島県企業立地セミナー」を開催します。このセミナーは、福島県内への企業進出や事業拠点の新設を検討している企業経営者や担当者に向けて、福島県の立地環境や行政支援の魅力を紹介することを目的として企画されたものです。開催時間は午後3時から5時30分までの約2時間半で、参加費は無料。ただし、事前申込制かつ抽選制となっており、申し込みの締切は8月8日となっています。参加定員は150名が上限とされており、応募多数の場合は抽選による参加決定となるため、早期の申込が推奨されます。

本セミナーのプログラムは三部構成となっており、それぞれが福島県への企業立地に関する情報を多角的に提供する内容です。第1部では、福島県知事の内堀雅雄氏と、実際に県内で事業展開を行っている企業の経営者3名によるトークセッションが行われます。登壇者には、株式会社朝日ラバーの渡邉陽一郎社長、會澤高圧コンクリート株式会社の會澤祥弘社長、会津オリンパス株式会社の蒲山智昭社長が名を連ね、それぞれが自社の立地経緯や現地でのビジネス展開、行政支援の活用事例などを語る予定です。特に、実際に福島に進出した企業の代表者から直接話を聞くことができる点は、具体的な判断材料として非常に有益です。

第2部では、福島県内各市町村の首長が登壇し、各地域が保有する工業団地や産業団地の魅力、ならびに企業誘致のための支援制度についてプレゼンテーションを行います。地域の特性を知り尽くしたトップが自らプレゼンを行う形式は、福島県がどれだけ企業誘致に対して真摯に取り組んでいるかの証でもあり、立地検討において非常に説得力のある内容となります。地理的優位性、インフラ整備状況、行政のサポート体制、住環境などが、各市町村の視点で具体的に紹介されることが期待されています。

最後に行われる情報交換会では、参加者と福島県内の自治体関係者との自由な交流が可能となっており、各市町村のブースでは個別相談も受け付けられる予定です。自社の業種やニーズに合った土地や制度を直接確認できる貴重な機会であり、これまでオンライン情報でしか知り得なかったことを、対面でのやり取りを通じて解消することができます。こうしたイベントは、企業と地域が相互理解を深める場として非常に有効であり、実際の進出の可能性を具体化させるステップとして機能するでしょう。

福島県は、復興と再生を軸に持続的な地域経済の成長を目指しており、企業誘致はその重要な柱のひとつと位置づけられています。東北電力株式会社や株式会社東邦銀行といった地域の主要企業もこの取り組みに協賛しており、インフラや金融面でのサポート体制も整っています。さらに、県内には中通り・浜通り・会津という三つの地域区分があり、それぞれが異なる産業構造や生活環境を持っていることから、多様な業種に対応できる立地環境が整っている点も福島の大きな魅力です。

企業の採用担当者にとっても、このようなセミナーは非常に有益な場となり得ます。なぜなら、地域進出に伴う新拠点の設立は、単に場所を確保するだけでなく、地元での人材採用や育成といった人的資源の確保が不可欠だからです。地域に密着した採用活動を視野に入れることで、企業は安定的な人材確保と地域との良好な関係性の構築を同時に進めることができます。地域の若者やU・Iターン希望者との接点を持ちやすい福島県での立地は、将来的な人材戦略にも直結するものです。

福島県企業立地セミナーは、地域の魅力を深く理解し、進出の可否を見極めるための第一歩として最適な機会です。事前登録制であり、抽選による参加制限がありますが、地方進出を検討している企業にとってはその価値は十分にあると言えるでしょう。今後の事業展開を見据え、ぜひ積極的な参加を検討していただきたい内容です。

⇒ 詳しくは福島県のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ