2025年1月5日
労務・人事ニュース
2025年3月の東京で観察できる天文現象とは?皆既月食と水星の東方最大離角を逃さずチェック
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最終更新: 2025年9月16日 01:02
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最終更新: 2025年9月16日 00:04
東京の星空・カレンダー・惑星(2025年3月)(国立天文台)
2025年3月は、東京の星空にとって季節の移り変わりを感じられる特別な時期です。この月の特徴的な天文現象と、東京の夜空で楽しめる星座や惑星について詳しくご紹介します。
まず、3月の東京では、東の空に春の星座である「しし座」が昇り、春の訪れを告げます。一方、西の空には、まだ冬の星座が残り、明るい星々が見えるため、非常に華やかな夜空が広がります。特に木星や火星が加わることで、冬の名残を楽しむことができるでしょう。
この月の注目ポイントの一つは、8日に水星が東方最大離角となることです。この現象により、水星は日の入り後の西の低空に位置し、4日から12日の間は東京で見つけやすくなります。この期間中、水星の明るさはマイナス0.8等から0.3等と比較的明るく、双眼鏡や望遠鏡を使わなくても肉眼で観察できるチャンスがあります。ただし、25日以降は内合を迎え、観測が難しくなるため、早めの観察がおすすめです。
さらに、14日には皆既月食が発生します。この皆既月食は日本の一部地域で「月出帯食」として観察可能です。北海道、東北地方の一部、関東地方東部、小笠原諸島では、欠けた状態の満月が昇る光景を見ることができます。ただし、東京では月が高く昇る頃には通常の満月に戻っているため、特別な準備をする必要はありません。
惑星の動きにも注目です。火星はふたご座を東に進んでおり、宵の空に輝いています。明るさはマイナス0.3等から0.4等と観察しやすい状態です。一方、木星はおうし座にあり、宵の南西の空にマイナス2.3等からマイナス2.1等で輝きます。これらの惑星は望遠鏡を使えば、表面の模様や衛星の動きも観察できるため、天文ファンにとって見逃せない機会です。
また、土星は12日に合を迎え、24日には土星の環が消失する現象が起こります。この現象は土星が地球に対して横向きになることで発生しますが、日本では観察できる時間帯ではないため、他の地域の天文記録を確認する必要があります。
このように、3月は東京で星空観察を楽しむのに最適な時期です。夜空を見上げながら、春の訪れを感じる星座や、惑星の動きを観察してみてはいかがでしょうか。星空は天候によって左右されるため、観察の際は晴天を狙い、都市部では街明かりの少ない場所を選ぶとよりクリアな空を楽しむことができます。
また、より詳しい星空の情報は、暦計算室ウェブサイトの「今日のほしぞら」で確認できます。これを活用して、さらに深い星空観察をお楽しみください。