2025年6月23日
労務・人事ニュース
5000円で伊賀の味を実践習得、7月15日開催の豆腐田楽講習会で伝統技術を学ぶ機会
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最終更新: 2025年6月23日 08:06
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定員15名限定、伊賀の豆腐田楽を基礎から習得する3時間の少人数制講習会が開催決定
令和7年7月15日、三重県伊賀市にて、地域の伝統料理である豆腐田楽の技術と文化を次世代に受け継ぐことを目的とした実践型の講習会が開催されます。主催は上野商工会議所および上野飲食店組合田楽振興会であり、この取り組みは単なる料理教室にとどまらず、伊賀の郷土文化の価値を広め、地域経済に貢献する飲食店経営者や関係事業者への技術移転を目指した専門性の高い内容となっています。
伊賀の豆腐田楽は、江戸時代後期から受け継がれる伝統料理であり、厳選された木綿豆腐を使用し、竹串に刺して両面を素焼きにした後、伊賀独自の甘辛い玉味噌に木の芽を加えた味噌を塗って再び焼き上げる、手間ひまかけた一品です。その上品な味わいと素朴な見た目は、春の訪れを感じさせる伊賀のもてなし料理として、今なお地域の食文化の中核をなしています。
今回の講習会は、そうした伝統を後世にしっかりと伝えていくためのもので、参加者はまず田楽の歴史や背景についての講義を受けた後、実際に豆腐の扱い方から串の打ち方、焼き方、味噌の調合方法、盛り付けまでを段階的に学びます。講習後には、得たレシピに自らの工夫を加えた上で、自身の店舗のメニューとして活用することが可能で、現場での即戦力となる技術習得を意識した構成となっています。定員は先着15名限定で、1事業所あたり2名までの参加が可能となっており、実践に重きを置いた少人数制での指導が特徴です。
参加費は一人あたり5,000円で、材料費もこの金額に含まれているため、コストパフォーマンスの高い内容であることも見逃せません。会場となる「うえせん白鳳プラザ」は、伊賀市上野東町に位置し、アクセスしやすい立地で開催されます。講習時間は午後1時30分から午後4時までの約2時間半にわたり、集中して学べる構成となっています。申し込み期間は6月10日から7月1日までで、定員に達し次第受付終了となるため、関心のある事業者には早めの申し込みが推奨されています。
さらに、この講習会の参加者には、田楽振興会への任意加入も案内されており、年会費1,000円で伊賀ブランド認定を受けた田楽として販売が可能になります。また、イベント出店用の屋台セットの貸出や、地元の老舗・大和屋が提供する田楽専用の竹串や味噌刷毛といった専門資材の購入も可能になるため、実際の店舗運営やイベント出店に直結する支援が受けられるのも大きな魅力です。こうした仕組みにより、単なる一過性の学習にとどまらず、地域産品のブランド力向上や販路拡大へとつながる持続的な支援体制が整っています。
企業の採用担当者にとっても、こうした地域の伝統を守り育てる実践的な取り組みに参加する姿勢は、企業文化や地域社会への責任感を重視する視点から高く評価される要素となります。従業員のスキルアップや地域密着型ビジネスの強化を考えるうえでも、伝統技術に触れる場は貴重です。また、ブランド認定制度やイベント出店サポートなどの施策は、新商品開発や販促活動に関心を持つ広報・企画部門の担当者にとっても非常に有益な情報となるでしょう。
伊賀という土地の気候や風土、そして人々の知恵が育んだこの料理を、現代の店舗経営に活かすことができれば、単なるメニューの一つにとどまらず、店のストーリー性や接客の魅力も深まることが期待されます。地域の味を学び、継承し、発信することは、企業にとっても社会的価値を高める有効なアプローチです。この機会を通じて、伊賀の豆腐田楽がさらに多くの人に親しまれ、地域の味が未来へとつながっていくことが望まれます。
⇒ 詳しくは上野商工会議所のWEBサイトへ