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2025年5月28日

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6月2日から運用開始!サイバーポートでコンテナ搬出入手続を全国初の一元化

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コンテナターミナルへの搬出入手続をサイバーポートで初めて一元化! ~ゲート通過時間の短縮等に寄与、6月より連携開始~(国交省)

令和7年6月2日から、東京港青海A4ターミナルおよび横浜港本牧BCターミナルにおいて、コンテナ搬出入の各種手続が国土交通省のデータプラットフォーム「サイバーポート」で一元化されることが正式に発表されました。これにより、海貨業者とターミナル運営者双方の業務がさらに効率化され、特にゲート通過時間の短縮が期待されています。

従来、これらのターミナルではデマレージ料(超過保管料)の問合せなどに限定してサイバーポートが活用されていましたが、今回の連携強化により、実入コンテナの搬入や搬出といった主要な手続についても同一プラットフォーム上で完結できるようになります。これは、港湾物流における電子化の推進と、業務の効率化を目指した大きな一歩といえます。

具体的には、輸出入に関連する「空コンテナの引取」「実入コンテナの搬入・搬出」「空コンテナの返却」といった項目が、サイバーポートの所定の機能を通じて対応可能になります。また、各種検査申込やデマレージ料の支払いも、同様に一元管理が実現されます。サイバーポートに既に登録されているブッキング情報などは、自動的に帳票間で連携されるため、手続に必要な入力作業の負担も大幅に軽減される仕組みです。

この一元化によって、港湾現場での照合作業が事前に行えるようになり、トラックがゲートを通過する際の待機時間も短縮されることが見込まれています。特に東京港と横浜港という国内有数の港湾での導入は、今後全国のターミナルへの展開に向けた重要な先行事例となるでしょう。

今後、国はこれらの事例をもとに、他の主要港湾へのサイバーポート導入支援を進めていく方針です。詳細はサイバーポートのポータルサイトで随時更新されており、導入や活用に関する最新情報を確認することが可能です。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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