2025年5月8日
労務・人事ニュース
約30社参加、神戸のものづくり現場を体感「開工神戸」5月16・17日開催
- IT事務/1ヶ月リモート研修で手に職&安定をGET/未経験98%/月収29.5万/土日祝休み/残業月10h以内
最終更新: 2025年5月8日 21:02
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2日間で延べ1万人超の来場見込み!地域密着型オープンファクトリー神戸開催
神戸商工会議所をはじめとする地元企業、クリエイター、神戸市などで構成されるKOBE OPEN FACTORY実行委員会は、地域産業の活性化を目的に、令和7年5月16日(金)と17日(土)に第4回目となる「開工神戸-KOBE OPEN FACTORY-」を開催することを発表しました。このイベントは、ものづくりの現場を一般公開し、来場者が実際に見て・触れて・体験できる地域一体型のオープンファクトリーイベントであり、神戸市内におけるものづくり企業の魅力発信を通じて地域経済を活性化させることを目的としています。
オープンファクトリーとは、通常は立ち入ることができない工場や作業場を開放し、来場者に製造現場を直接見学させ、作業風景を間近に体感してもらう取り組みです。今回の「開工神戸」では、約30社の地元企業が参加し、ものづくり現場の公開だけでなく、実際にものづくりを体験できるワークショップや、スマートフォンを使ったデジタルスタンプラリー、地元グルメの紹介、さらに工場の様子をまとめた写真展など多彩なコンテンツが用意されています。会場は長田区周辺の各企業および新長田駅前広場であり、入場は無料ですが一部ワークショップは有料となる場合があります。
今回のイベントに出展する企業には、鞄製造小売の熾リ株式会社や、樹脂加工を手がける株式会社糸井樹脂製作所、レーザー加工を専門とする株式会社エム・エム・エス(神戸レーザーファクトリー)、靴型製造の有限会社大山、刺繍加工業の金川刺繍株式会社、革製品修理を行う革研究所 神戸店など、神戸らしい多様なものづくり企業が顔をそろえています。さらに、靴部品製造の株式会社田中務補商店や、鰻加工品を製造する株式会社西村川魚店、木工家具のMAR_U、コーヒー製造販売の株式会社マツモトコーヒーなど、ものづくりに対する情熱が溢れる企業群が来場者を迎えます。
工場見学では、職人の繊細な作業を間近で見学できるだけでなく、作り手から直接ものづくりにかける思いを聞くことができます。さらに、職人技を体験できるワークショップが各工場で開催され、子どもから大人まで誰でも楽しみながら技術に触れることができる機会が提供されます。特にワークショップは毎年人気が高く、普段経験できないものづくりの魅力を五感で体感できる貴重な場となっています。詳細や事前予約が必要なワークショップの情報は、公式WEBサイトにて順次公開されています。
また、デジタルスタンプラリーも新たな目玉コンテンツのひとつです。スマートフォンを活用してスタンプを集める形式となっており、工場を巡る楽しさをさらに高める仕掛けが施されています。このスタンプラリーは、デジタルマップとしても機能するため、初めて訪れる来場者でも効率的に巡回できる設計となっています。さらに、新長田駅前広場では、各工場の様子をまとめて見ることができる写真展も開催され、どの工場に行くか迷った際には写真展を参考にすることが推奨されています。
地域色豊かなグルメ体験もこのイベントの楽しみの一つです。長田エリアはお好み焼きや韓国料理、ベトナム料理といった多彩な料理を楽しめることで有名であり、工場巡りの合間に地元グルメを堪能できる点も来場者にとって大きな魅力となっています。地域の食文化とものづくり文化を一体的に体験できる点が、開工神戸ならではの特色といえます。
今回の「開工神戸」では、イベント運営を手伝うボランティアスタッフも募集しています。活動内容は搬入・設営・掃除などの準備から、受付や案内、会場内フォロー、ワークショップ補助、撤収作業まで多岐にわたります。社会人や大学生が対象で、1日あたり5,000円の謝金が支給されます。イベントを裏方から支えることで、地域産業への理解を深める貴重な体験ができる機会となっています。
これまでの開催実績を振り返ると、「開工神戸」は年々規模と参加者数を拡大させており、2024年度には延べ1万人を超える来場者を記録しました。今年度もさらなる参加者増加が見込まれており、神戸のものづくりの底力を広く発信する重要なイベントへと成長を遂げています。神戸市が推進する地域活性化戦略の一環としても位置づけられており、地元企業の技術力や魅力を次世代に継承していくための重要な機会となっています。
普段出入りできない町工場を巡ることで、ものづくりの奥深さを再認識できると同時に、地域経済や文化への理解も深まる「開工神戸」。これからの時代に求められる、地域とものづくりをつなぐ架け橋として、さらに発展していくことが期待されています。
⇒ 詳しくは神戸商工会議所のWEBサイトへ