2025年6月13日
労務・人事ニュース
令和7年 徳島県が最大3分の2補助、1万人規模イベント支援の新制度が始動
- 「駅チカ」/准看護師・正看護師/介護施設/夜勤なし
最終更新: 2025年6月16日 22:31
- 「夜勤なし」/准看護師/訪問看護/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年6月16日 22:31
- 「駅チカ」/准看護師・正看護師/クリニック/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年6月16日 22:31
- 「夜勤なし」/准看護師・正看護師/クリニック/車で通えます
最終更新: 2025年6月16日 22:31
令和7年度徳島県にぎわい創出推進補助金
徳島県では、観光誘客の拡大と地域経済の活性化を目指す取組として、「令和7年度徳島県にぎわい創出推進補助金(とくしままるごとエンタメ化事業)」の公募を開始しました。この補助金制度は、徳島県内における大規模なイベント開催を支援するもので、地域特有のコンテンツを最大限に活かしながら、県内外からの集客を促進することを目的としています。
補助の対象となる事業は、令和7年10月から翌年2月までの間に徳島県内で実施されるイベントであり、徳島らしさを備えたエンターテインメント要素を含むものに限られます。特に、1日限りのイベントであれば1万人以上、複数日にわたる場合は1日あたり5,000人以上の集客が見込まれるメインイベントを少なくとも2日間以上開催する必要があります。さらに、全体の来場者のうち約3割は県外からの参加が期待される規模が求められます。
対象者は法人格の有無を問わず、一定の規約や明確な代表者、所在地、会計処理体制を備えている団体や事業者であり、過去に同補助金を利用した団体であっても、改善点を盛り込んだ新たな企画であれば申請可能です。応募に際しては、イベント終了後に経済波及効果の測定および報告が義務付けられており、単なる集客数の報告だけでなく、地域経済への貢献度が定量的に評価される仕組みが導入されています。
補助率は最大で3分の2以内とされ、対象経費には出演費や企画制作費、会場費、旅費などイベント運営に必要な費用が含まれます。補助金の上限額については交付要綱に基づき審査されるため、企画内容の具体性と実現可能性が問われる点も重要です。なお、事業完了後には実績報告と精算手続きが求められ、補助金の支給はその後となります。
申請の流れとしては、まず令和7年6月6日までに申請表明書を提出し、その後6月20日までに詳細な事業計画書を提出する必要があります。審査は6月下旬に実施され、採択結果は7月上旬に通知されます。選定後、正式な補助金交付決定が行われ、7月中旬には事業を開始できるスケジュールとなっています。
今回の制度は単なる助成ではなく、継続的なイベント開催を目指すものでもあり、補助金を活用した初期支援の後には自立した運営体制の確立が求められます。そのため、補助対象事業には4年以内の独自開催が見込める持続可能な構造が不可欠です。
この制度は、観光資源としての徳島の魅力を全国へ発信すると同時に、地域経済に具体的な利益をもたらす構想が重視されます。企業の採用担当者にとっても、この補助金の活用は単なる事業運営の資金調達手段にとどまらず、地域との共創による企業価値向上や、地域志向の人材確保につながる絶好の機会といえるでしょう。
⇒ 詳しくは徳島県のWEBサイトへ