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2025年6月22日

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DX人材育成プログラムが刷新、AI需要予測など実践課題で学ぶ3ヶ月オンライン講座

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デジタル推進人材育成プログラム「マナビDXQuest」の令和7年度受講生を募集します(経産省)

経済産業省は、令和7年度におけるデジタル人材の育成を目的とした教育プログラム「マナビDXQuest」の新たな受講生募集を開始しました。この取り組みは、企業や地域社会におけるデジタル変革を支える人材の育成を目的とし、実際のビジネス課題に取り組むことで、参加者がデジタルスキルを実践的に身につけることができる内容となっています。今回募集の対象となるのは、プログラムの中核をなす「ケーススタディ教育プログラム」であり、受講希望者はオンラインでの個別参加が可能な柔軟な環境の中で、デジタル推進力を磨くことができます。

このプログラムは単なる座学にとどまらず、PBL(プロジェクト型学習)を中心に据えた構成となっており、AIを活用した需要予測やデータ分析による経営改善など、実際の企業が抱える課題を題材としたケーススタディを通じて学びを深めます。令和6年度には約2,400人がこのプログラムに参加し、84%という高い満足度を記録しており、内容の実用性と受講者からの評価の高さがうかがえます。参加者は基本的に個人単位で課題に取り組むため、自身のスケジュールに合わせた受講が可能です。全てのカリキュラムがオンラインで提供されることから、地域や時間の制約を受けず、学生や社会人をはじめとする幅広い層の参加が見込まれています。

ケーススタディ教育プログラムで学んだ内容は、その後秋以降に開始予定の「地域企業協働プログラム」へとつながります。こちらは、地域の中小企業とチームを組んで、現場の課題にデジタルの力で取り組む実践型プログラムであり、マナビDXQuestの学習内容が実際のビジネスシーンでどう活かせるかを体感できる機会となります。この地域協働型のフェーズへの参加には、ケーススタディ教育プログラムの修了が要件となる場合もあるため、まずは前段階の受講を完了させることが求められます。

令和7年度の募集にあたっては、2つの事業者がそれぞれ特色あるプログラムを提供する予定です。応募方法や受講スケジュール、具体的な内容については各事業者によって異なるため、希望者はマナビDXQuestの公式ホームページにアクセスして、最新の募集要項を確認したうえで申し込みを行う必要があります。応募締切は7月中旬から8月上旬頃に設定されていますが、定員に達し次第、募集を締め切る可能性があるため、関心のある方は早めの行動が望まれます。

企業の採用担当者にとっても、このプログラムは人材育成の有力なツールとなり得ます。デジタル変革があらゆる業界で加速する中、社内におけるデジタルスキルの底上げや新たな視点を持つ人材の確保は喫緊の課題です。マナビDXQuestの受講経験を持つ人材は、ビジネスとテクノロジーの接点を理解し、現場での変革を推進できるポテンシャルを備えているため、即戦力としての期待も高まります。実際の企業データを題材に学び、かつ他の受講生との意見交換を通じて課題解決力やコミュニケーション力も磨かれるこのプログラムは、理論と実践のバランスが取れたカリキュラムとして、教育機関だけでなく企業からの注目度も高いのが特徴です。

経済産業省が主導するこのマナビDXQuestは、単なる研修の枠を超えて、地域経済や企業活動全体のデジタルトランスフォーメーションを後押しする人材基盤づくりの一環と位置づけられています。将来的には、全国各地でこのプログラムを修了した人材が、地域や企業の枠を超えて連携し、日本全体のDXを牽引していくことが期待されています。志を同じくする仲間と出会い、自身のスキルを高めるこのプログラムは、今後のキャリア形成にも大きな影響を与えるはずです。

なお、この取り組みは令和7年度の地域デジタル人材育成・確保推進事業費補助金に基づいて実施される予定であり、事業者による運営のもと、教育の質と実効性を担保しながら展開されます。参加費用の有無や詳細スケジュールなどは、各事業者の案内に従って確認してください。これからのデジタル時代に対応できる人材となるための一歩を踏み出す機会として、マナビDXQuestの活用は極めて意義深いものとなるでしょう。

⇒ 詳しくは経済産業省のWEBサイトへ

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