2025年8月6日
労務・人事ニュース
1,000リットルで最大7,000円支援、令和7年 唐津市の施設園芸農家向け燃油補助が受付
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最終更新: 2025年8月6日 22:39
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令和7年 唐津市 燃油の価格高騰でお困りの農業者を支援
佐賀県唐津市では、近年続く燃油価格の高騰が施設園芸農業に与える影響を軽減するため、農業者を対象とした支援制度が新たに設けられました。この支援は、園芸用ハウスの加温に使用される燃料にかかるコストの一部を公的に補助することにより、経営の継続を後押しし、地域の農業生産体制を維持することを目的としています。特に、令和6年10月から令和7年3月までの間に加温栽培を行い、A重油・灯油・LPガスのいずれかを使用していた農業者が主な対象とされています。
支援を受けるためにはいくつかの条件があります。まず、申請者は唐津市内に住所を有していることが前提となっており、申請時点で令和7年度末まで施設園芸営農を継続する意志を明確にしている必要があります。対象となるのは、上述の期間に園芸用ハウスで加温設備を用いて実際に燃料を使用した者に限られ、営農の意思と活動実績の双方が確認できることが要件とされています。
支援金の算出方法は明確で、購入した燃料の量に対して1リットルあたり7円以内の単価を乗じた金額が支給されます。例えば、対象期間中に1,000リットルの燃料を購入した場合、支援金は7,000円となります。この金額は千円未満が切り捨てられるため、正確な支給額は申請内容に応じて確定されますが、制度の仕組みとしては燃料使用量が多いほど支援金額も大きくなる仕組みです。
申請方法は、燃料の購入先によって異なります。JAからつを通じて燃料を購入している農業者については、JAからつが取りまとめて一括で申請を行うため、個別の提出は不要ですが、事前にJAからつ本所営農販売部へ相談することが求められます。一方で、JAからつ以外の事業者から燃料を購入している農業者については、申請書類一式を市の農政課または各市民センターに提出する必要があります。この場合、申請書兼請求書のほかに、支援金の振込先口座が確認できる通帳の写しや、令和6年10月から令和7年3月までの購入実績を証明できる納品書等の書類が必要となります。
本制度の申請期限は令和7年8月29日(金曜日)までと定められており、期間内に必要書類を揃えて申請を完了することが求められます。申請にあたっては、記入内容や添付書類の不備がないように注意が必要であり、不明点がある場合は早めに農政課やJAからつなど関係機関に相談することが推奨されます。
この支援制度は、農業経営を守るための即効性ある施策として非常に実用的であり、特に冬季の加温栽培が欠かせない施設園芸においては、燃料コストの上昇が経営全体に及ぼす影響が大きいため、多くの農業者にとって経済的な安定をもたらす貴重な支援となります。また、地域農業の持続可能性を高めるためには、このように具体的で現場に即した政策が今後ますます重要になるといえます。
農業者の現場の声に応える形で導入されたこの支援制度は、地域内での生産活動の維持だけでなく、将来の食料供給や地域経済の基盤強化にも寄与するものであり、今後の継続的な運用と制度改善にも期待が集まります。
⇒ 詳しくは唐津市のWEBサイトへ