2025年8月14日
労務・人事ニュース
約9万9千人が受講した人気講座が9月リニューアル開講、統計と分析をビジネスに活かす全6構成
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常勤・サービス業界の看護師/車通勤可/即日勤務可/シフト
最終更新: 2025年8月15日 00:34
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「ブランクOK」/准看護師・正看護師/介護施設/車で通えます
最終更新: 2025年8月14日 22:42
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「土日祝休み」/正看護師/特別養護老人ホーム/介護施設/夜勤なし
最終更新: 2025年8月14日 22:42
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「残業ゼロ」/正看護師/介護施設/住宅補助あり
最終更新: 2025年8月14日 22:42
データサイエンス・オンライン講座 「社会人のためのデータサイエンス演習」の受講者募集開始(総務省)
この記事の概要
データ分析力を実務で活用できる人材の育成を目指し、社会人向けのオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」が令和7年9月30日からリニューアルして開講される。本講座は全6週構成で、表計算ソフトや統計解析ツールを活用した演習を中心に、統計的思考と実践力を効率的に習得できる内容となっており、11月17日まで受講登録が可能で受講料は無料。
現代の社会において、データを活用して課題を発見し、改善に導くスキルの重要性はますます高まっている。こうした背景を受けて、新たにリニューアルされた社会人向けのオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」が令和7年9月30日より開講される。この講座は、職場での実務にすぐに活かせるよう構成されており、ビジネスの現場で求められるデータサイエンスの基本から応用までを、演習形式で段階的に学べる内容となっている。
受講者は、統計分析の基礎から実務への応用に至るまで、さまざまな視点からデータに触れることができる。演習はすべてビジネス上の事例を想定して設計されており、数値の読み取りや可視化、仮説検定、回帰分析などを体験しながら身につけていく。全体のカリキュラムは6週構成で、第1週ではデータサイエンスの基本的な意義と、実務に必要な知識体系、課題解決の手法が紹介される。ここでは、データに基づいた意思決定が社会や企業でどのように重要視されているかを知ることで、学習の動機づけが高められるよう設計されている。
第2週では、データの分布や傾向を理解し、2つの変数間の関係性を数値で捉える方法を学ぶ。実際に表計算ソフトを使いながら、相関分析やばらつきの定量化、顧客満足度調査を想定した分析演習を行い、業務で活用できる分析技術の基礎を養う内容となっている。第3週では、予測力を高めるために過去のデータを活用し、未来の変化を予測する技術を学ぶ。単回帰分析と重回帰分析、さらには時系列データ分析の応用を通じて、変化の傾向や季節性、影響要因の特定など、現場で即戦力となる手法が解説される。
第4週では、分析結果の背後にある「差」が意味のあるものかどうかを判断するための統計的手法が学べる。2つのグループ間に差があるかを検定する手法や、仮説検定、因果推論の基本が扱われ、分析の信頼性と説明力を高めることを目的とする。こうした内容は、商品改良や顧客対応、業務改善などの実務判断に活かせるため、データサイエンスを単なる技術ではなく、意思決定の支援手段として捉える視点が身につく。
第5週では、得られた結果をどのようにビジネスに結びつけるかに焦点を当てる。分析結果を報告する際の注意点、ビジュアルの効果的な活用、誤解を招かない解釈の技術などが紹介され、さらに2つのビジネスケーススタディを通じて、実践に即した応用力を高める構成になっている。情報の伝え方やデータ倫理にも言及されており、社会的責任を持ってデータを扱うための意識も同時に養える。
最後に特別週として、統計解析ソフトを用いた演習が用意されており、データの要約、可視化、相関分析、回帰分析の実践的な応用を、合計8本の短時間動画で学ぶことができる。これにより、より高度な分析にも対応可能なスキルを習得できる点が、講座の大きな特徴の一つである。
本講座の受講にあたっては、表計算ソフトの基本操作ができることが前提となる。実務でも使用頻度の高い表計算ソフトを使った演習を通じて、受講者は日常業務に直結する分析手法を身につけることが可能だ。各週ごとに設けられた確認テストに加え、講座終了時には最終課題として20問程度の選択問題が用意されており、全体で60%以上の得点を取得すれば修了証が発行される。この修了証は学習の成果を形にするものであり、ビジネススキルの一つとして自己PRにも活用できる。
これまでに延べ約9万9千人がこの講座を受講しており、現場でのデータ活用を支える社会人にとって大変意義のある学びの機会となってきた。今回のリニューアルにより、より実践的かつ継続的な学びが可能となり、多様な業種・職種において活躍できる人材の育成に貢献することが期待される。受講登録は特設ウェブサイトから行うことができ、令和7年11月17日まで申し込みを受け付けている。受講料は無料で、誰でも参加できるという点からも、多くの社会人にとって門戸が広く開かれている。
講義動画はインターネット経由で配信され、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを使っていつでもどこでも受講可能であるため、忙しい日常の中でも学習時間を柔軟に確保することができる。このような学習スタイルは、自己成長を求める多くの社会人にとって有用な選択肢であり、企業における人材育成にも活用が広がっていくだろう。
この記事の要点
- 令和7年9月30日からオンラインで新たにリニューアル開講
- 受講登録は令和7年11月17日まで、誰でも無料で登録可能
- 全6週構成で表計算ソフトと統計解析ツールによる演習を実施
- 各週の確認テストと最終課題により修了証が発行される
- 実務で役立つ統計的手法やデータ可視化技術を実践的に学べる
- これまでに延べ約9万9千人が受講した実績あり
- インターネット環境があれば場所を問わず受講が可能
⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ