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2025年8月26日

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令和7年 別海町 町内農協組合員対象 食品衛生責任者資格取得費用を最大3分の2補助

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令和7年 別海町 食品衛生責任者講習会補助金


この記事の概要

町では、観光交流の促進を目的として、ファームインなどでの食事提供やチーズなどの加工品販売を行う際に必要な食品衛生責任者資格の取得を支援しています。町内在住の農協組合員等を対象に、講習会の受講料の2/3以内を補助し、受講後に申請が可能です。


この制度は、町が都市との観光交流を積極的に推進する中で、地域資源を活用した食の提供や加工品販売の安全性確保を支える重要な仕組みです。対象となるのは、町内に居住する農協組合員などで、ファームインでの食事提供やチーズをはじめとした加工食品の販売を予定している方です。観光客が安心して地元の食を楽しめる環境を整えるためには、食品衛生法に基づく食品衛生責任者の資格取得が不可欠であり、そのために必要となる講習会の受講料の負担を軽減することが狙いです。

補助対象経費は、受講料の2/3以内とされ、講習会終了後に交付申請書と修了証の写しを担当窓口に提出することで申請が可能です。これにより、受講者は実質的に経費負担を大きく減らしながら必要な資格を取得することができます。講習会の日程や詳細は北海道食品衛生協会のホームページで確認でき、対面方式だけでなくeラーニング方式でも受講が可能なため、農作業や観光業務で忙しい事業者でも柔軟に学習時間を確保できます。

地域観光の魅力を高めるためには、安心・安全な食事の提供が大前提であり、その担い手が確かな知識と技能を持っていることが求められます。本補助制度は、資格取得のための経済的ハードルを下げるだけでなく、観光と農業を結び付けた地域の持続的な発展にも寄与するものです。特に、地元食材を活かした加工品販売やファームステイ体験などは、訪問者に地域の個性を強く印象づけるコンテンツであり、その品質管理を担う食品衛生責任者の存在は欠かせません。こうした背景から、本制度は単なる経費補助にとどまらず、地域全体のブランド力向上にもつながる施策といえます。

この記事の要点

  • 町内在住の農協組合員等で食事提供や加工品販売予定者が対象
  • 食品衛生責任者資格取得のための講習会受講料を2/3以内補助
  • 受講後に交付申請書と修了証の写しを提出して申請
  • 北海道食品衛生協会の講習会は対面・eラーニング双方に対応
  • 地域の観光と食の安全を両立させるための支援策

⇒ 詳しくは別海町のWEBサイトへ

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