2025年8月24日
労務・人事ニュース
2025年9月30日開催、建設業界の未来を変える全国会議に見る女性活躍推進の行方
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最終更新: 2025年8月23日 23:04
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「夜勤なし」/准看護師・正看護師/介護施設/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年8月23日 23:04
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「夜勤なし」/准看護師/有料老人ホーム/介護施設/オンコールなし
最終更新: 2025年8月23日 23:04
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最終更新: 2025年8月23日 23:04
働きやすく働きがいのある建設産業の実現に向けた全国会議の開催 ~建設産業における女性活躍・定着促進に向けた実行計画の推進~(国交省)
この記事の概要
2025年8月8日、国土交通省は、建設業界における多様な人材の活躍を促進するため、「働きやすく働きがいのある建設産業の実現に向けた全国会議」を2025年9月30日に開催すると発表しました。この会議では、女性の定着促進に向けた実行計画の周知や、現場の先進的な取り組みを共有することが目的です。
ここまでが概要
2025年8月8日、国土交通省は、建設業界における働き方改革を加速させる一環として、「働きやすく働きがいのある建設産業の実現に向けた全国会議」を2025年9月30日に開催することを正式に発表しました。開催場所は東京・日本橋にある野村コンファレンスプラザ日本橋の5階大ホールで、現地参加とオンライン参加の併用形式で実施される予定です。事前申込制が採用されており、応募多数の場合にはWEB参加を依頼する可能性があるとのことです。
この全国会議は、建設業界の持続可能性を高めるため、特に女性を含む全ての人が安心して働ける環境づくりを目的としています。背景には、少子高齢化に伴う人材不足が深刻化する中、業界の構造的な課題への対応が急務であるという状況があります。建設現場における就業者の高齢化や技能者の減少が進むなか、多様な人材の確保とその活躍促進が業界の将来にとって重要な鍵を握っています。
その一環として、2025年3月には官民が共同で「建設産業における女性活躍・定着促進に向けた実行計画」が策定されました。この計画は、「トップの意識を変えて、現場が変わる。」というメッセージを掲げ、女性をはじめとする多様な人材が、安心して長く働き続けられる環境の構築を目指しています。今回の全国会議は、この計画の趣旨を広く周知し、業界内外に向けて具体的な行動変容を促すものです。
会議当日には、現場レベルでの先進的な取組を行っている企業や団体の発表が予定されており、それぞれが取り組む多様性への対応策や働き方改革の実例が紹介されます。また、会議の後半では、「建設産業女性定着支援ネットワーク」による今後の活動方針の発表や、構成団体からの活動報告も予定されており、実際に現場で課題解決に取り組む関係者の声が直接共有される貴重な機会となります。
企業の採用担当者や人事責任者にとっても、この会議は業界動向を把握し、自社の採用戦略や職場環境整備に活かせる内容が多く含まれているといえます。特に、建設業における女性の定着率向上や離職防止策、キャリアパス構築に関心のある企業にとっては、実践的な知見やネットワーク形成のチャンスにもなるでしょう。また、企業が社会的責任を果たすうえでも、こうした国家的なビジョンに対する理解と協力は、評価や信頼につながる重要な要素となります。
この記事の要点
- 2025年9月30日に建設産業の全国会議が東京・日本橋で開催される
- 会議では女性の定着促進に向けた実行計画の周知と先進事例の紹介が行われる
- 官民共同で策定された実行計画は2025年3月に発表された
- 後半では女性定着支援ネットワークの活動方針と報告が発表される
- 会場とWEBのハイブリッド開催で事前申込制を導入
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ