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2025年8月31日

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令和7年 北九州市 補助率50%、最大500万円までのLED照明導入支援で商店街のコスト削減を実現

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令和7年 北九州市 中小企業団体共同施設等設置補助金事業


この記事の概要

北九州市では、商店街や市場などの中小企業団体が共同施設や防火・省エネ設備、環境改善施設などを設置・撤去する際の経費の一部を補助する制度を設けています。事業内容により補助率や上限額が異なり、事前協議と市内企業への発注が原則要件です。


北九州市が推進する「中小企業団体共同施設等設置補助金事業」は、商店街や市場などの中小企業団体が地域の魅力を高め、安全性や利便性を向上させるための施設を整備・撤去する際に、その経費の一部を補助する制度です。商業地域の活性化を図るため、共同店舗や会館、アーケード、街路灯、省エネ照明、防火関連設備など、様々なインフラ整備に活用できる内容となっています。

補助内容は事業の種類によって異なり、たとえばアーケードや街路灯などの環境改善施設を新たに設置する場合、一般的な事業では補助率20%、補助上限額2,000万円が設定されています。一方、市の支援に基づく「モデル商店街支援事業」として実施される場合は補助率が30%に引き上げられ、補助上限額は1億2,000万円まで拡充されます。

また、防火設備を自主的に導入する場合には、補助率が50%に設定されており、上限額は500万円となっています。特に木造市場においては、出店店舗数×20万円を基準とし、最大500万円までの補助が可能です。さらに、省エネ型照明の導入に対しても、補助率50%、上限500万円の支援が設けられており、環境負荷の低減やランニングコスト削減にもつながります。

施設の撤去についても支援対象となっており、まちづくりに係る計画に基づいて、アーケードやカラー舗装、街路灯などの撤去を行う場合、補助率20%、補助上限額2,000万円の補助が提供されます。これにより、古くなった施設の整理や再整備を進める商店街の取り組みも後押しされます。

申請には段階ごとの手続きが必要で、最初に提出する事前協議書から、事業完了後の実績報告まで、様式が整備されています。すべての書類は押印不要で、WordやExcelデータのままメールでの提出が可能です。また、工事前の事前相談が義務付けられており、補助金を活用したい場合は、必ず事前に市と連携を取る必要があります。

本制度では市内企業への発注が原則条件とされており、地域内の経済循環にも大きく寄与する仕組みとなっています。補助対象に該当するかどうかや、適用可能な補助率については事前に確認することが重要です。申請は予算に達した時点で締切となるため、タイミングを逃さず、早めの準備と相談が求められます。

この記事の要点

  • 商店街や市場の共同施設設置に最大1億2,000万円まで補助
  • 一般施設設置の場合、補助率は20%で上限は2,000万円
  • 防火設備設置には補助率50%、最大500万円まで補助
  • 木造市場では設置店舗数×20万円、最大500万円の補助支援
  • 省エネ照明導入にも補助率50%で最大500万円まで
  • 環境改善施設の撤去費も補助対象、上限は2,000万円
  • 市内企業への発注が原則で、全ての申請は事前協議が必須
  • 書類は押印不要でメール提出可能

⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ

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