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2025年10月6日

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最大50万円支援!令和7年度「女性が働きやすい職場づくり」補助金の追加募集開始

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宮城県 令和7年度女性が働きやすい職場へのバージョンアップ事業の実施企業等を追加募集

令和7年度、宮城県では女性の活躍をさらに推進するため、「女性が働きやすい職場へのバージョンアップ事業」の実施企業を追加募集することを決定しました。この事業は、県内の中小企業や小規模事業者を対象に、女性が安心して働き続けられる環境づくりを支援することを目的としています。少子高齢化が進む中で、労働力の確保や職場の多様性が重要視される今、女性の就業率向上は企業の持続的な成長にも直結します。そのためには、採用段階から職場環境に至るまで、女性にとって働きやすい条件を整備することが不可欠です。

今回の事業では、女性専用のトイレや更衣室、シャワー室、託児スペース、授乳施設といった基本的な設備の新設や改修のほか、防犯灯や防犯カメラ、スロープなどの安全確保設備、さらには調理設備などの福利厚生施設も対象に含まれます。これらの整備にかかる費用に対し、補助率は2分の1以内、補助上限は50万円まで支援されます。特に備品購入の場合には、付属品や設置工事費も含めた総額が10万円以上であることが条件となっており、実用性と具体性が重視されています。

補助の対象となるのは、宮城県内に本社もしくは主たる事業所を構える中小企業または小規模事業者であり、さらに整備後に新たに女性を正社員として雇用する予定があることが求められます。また、整備内容が実際の雇用予定人数に対して過剰でないことも重要な要件となります。すでに整備された施設を利用する場合や、中古品を使用する際には耐用年数が5年以上残っていることが条件です。これらの要件を満たしたうえで、宮城県内の事業所において事業を実施することが必要です。

申請の受付期間は令和7年10月31日(金)までとなっており、予算額に達し次第受付を終了する可能性があるため、早めの準備と申し込みが推奨されます。採択件数はおおむね5件程度を予定しており、予算の範囲内で選定が行われる見込みです。事業の実施は、令和8年2月末までに完了する必要があるため、スケジュールの調整も重要なポイントとなります。

申し込みにあたっては、実施計画書や収支予算計画書、定款または規約、設計図や配置図、見積書、カタログ、位置図、求人状況がわかる資料など、多岐にわたる書類の提出が必要です。これらの書類を整えたうえで、環境生活部共同参画社会推進課男女共同参画推進班へ提出することで申し込みが完了します。補助金の交付要綱や実施要領、様式なども公式に用意されており、事前に十分な確認と準備を行うことで、スムーズな申請が可能です。

女性の採用に向けた環境整備は、単なる設備投資にとどまらず、企業全体の働き方改革や職場文化の改善にも直結します。多様な人材が安心して働ける職場をつくることは、企業にとって持続可能な経営戦略の一環でもあります。今回の補助金制度を活用することで、自社の魅力を高め、優秀な人材の確保や離職防止にもつながるでしょう。

この機会に、女性が長く安心して働ける職場づくりを本格的に進めてみてはいかがでしょうか。採用活動の強化とともに、企業の社会的責任を果たす一歩として、積極的な応募が期待されます。

⇒ 詳しくは宮城県のWEBサイトへ

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