2025年9月28日
労務・人事ニュース
来場者数10万人超が予想される第32回鉄道フェスティバル、10月11日からお台場で開催
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最終更新: 2025年9月27日 22:36
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第32回鉄道フェスティバルの開催について ~年に一度・国内最大級の鉄道イベント!~(国交省)
この記事の概要
日本の鉄道文化を広く伝える国内最大級のイベント「第32回鉄道フェスティバル」が、2025年10月11日と12日の2日間にわたり、お台場イーストプロムナードで開催されます。鉄道への理解と関心を深めるこの恒例行事は、JRや民鉄をはじめとした鉄道事業者が一堂に会し、毎年多くの来場者で賑わいます。
日本の鉄道史にとって特別な意味を持つ10月14日を記念し、今年も「鉄道の日」にちなんだ中心行事として、「第32回鉄道フェスティバル」が開催されます。このイベントは、鉄道に対する国民の理解と関心を深めることを目的に、JRをはじめとする民間鉄道会社、関連団体、国土交通省が一体となって実行委員会を組織し、平成6年から毎年開催されてきました。今年で32回目を迎える本フェスティバルは、2025年10月11日(土)と12日(日)の2日間にわたり、お台場イーストプロムナード「石と光の広場」および「花の広場」にて行われる予定です。
このフェスティバルの原点は、明治5年(1872年)10月14日に、日本で初めての鉄道が新橋と横浜の間に開通したことにあります。この歴史的な出来事を記念し、鉄道という交通手段の発展とその役割を再認識する日として、毎年10月14日が「鉄道の日」として制定されました。それ以来、この日を中心に日本各地でさまざまな鉄道関連イベントが実施されており、鉄道ファンのみならず、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる恒例行事となっています。
今回の第32回フェスティバルも、多くの鉄道事業者や協賛企業によるブースが設けられ、各社の特色ある展示やグッズ販売、体験型の企画などが展開される予定です。特に近年では、鉄道技術の進化や地域との連携をテーマにした展示が増えており、未来の交通のあり方やサステナビリティに対する理解を深める機会にもなっています。また、普段はなかなか触れることのできない鉄道運行の舞台裏を紹介するパネルや、子ども向けの制服試着、鉄道模型の走行展示なども人気を集めています。鉄道が単なる移動手段ではなく、人々の暮らしや地域社会にどのような役割を果たしているかを体感できる貴重なイベントです。
開催時間は両日とも午前10時から午後5時までで、アクセスも非常に便利です。りんかい線「国際展示場駅」から徒歩1分、新交通ゆりかもめの「有明駅」からは徒歩3分、「東京ビッグサイト駅」からも徒歩5分と、公共交通機関を利用しての来場が推奨されています。なお、イベント会場には駐車場や駐輪場の用意がないため、来場者には電車やバスなどを利用しての来場が呼びかけられています。イベント当日は大変な混雑が予想されるため、公共交通機関を利用することが最も快適かつ効率的な手段となるでしょう。
「鉄道の日」実行委員会の活動は本フェスティバルだけにとどまらず、全国で展開されるさまざまな関連イベントにも広がりを見せています。特に、地方の鉄道事業者が主催する小規模な催しから、鉄道の安全技術や運行システムを紹介する専門的なセミナーまで、多様なプログラムが用意されており、全国各地で鉄道への関心を高める取り組みが行われています。
また、こうした鉄道イベントは、企業の採用活動においても一定の影響力を持つようになってきました。鉄道会社に限らず、鉄道に関わる物流、技術、設計、インフラ、ITといった幅広い分野の企業が参加しているため、技術者や事務職、運転士など多岐にわたる職種について実際の現場の雰囲気を伝えることができる場でもあります。来場者との直接の交流を通じて、鉄道業界の仕事のやりがいや社会的な意義を伝えることができるこのイベントは、人材獲得の面でも重要な役割を果たしているのです。
さらに、今年のフェスティバルは新たな試みとして、環境配慮やデジタル化に関するテーマの発信にも力を入れる予定です。省エネルギー型車両の展示や、駅のバリアフリー化、ICカードの進化など、利用者目線に立ったサービス改善の取り組みも紹介される見込みです。こうした取り組みは、持続可能な社会づくりの一環としての鉄道の可能性を改めて示すものであり、未来志向の内容となることが期待されています。
なお、天候によっては開催が中止される可能性もあります。特に台風など荒天時には安全確保の観点からイベントの実施が見送られる場合があり、延期は行われないため、事前に天気予報や公式情報を確認しておくことが望まれます。来場予定の方は、国土交通省のホームページやイベント公式情報をチェックすることで、最新の開催状況を確認できます。
このように「鉄道フェスティバル」は、日本の鉄道文化を楽しく学びながら、多世代が交流し、未来の鉄道や交通のあり方を考えるきっかけとなる貴重な機会です。特に今年の第32回開催は、例年以上に注目を集めるイベントとなるでしょう。鉄道ファンのみならず、鉄道の社会的意義に関心を持つすべての方々にとって、有意義な時間を過ごせる2日間となるはずです。興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
この記事の要点
- 第32回鉄道フェスティバルが2025年10月11日・12日に開催される
- 会場はお台場イーストプロムナード「石と光の広場」「花の広場」
- イベント開催時間は10時から17時まで
- 日本初の鉄道開通(1872年10月14日)を記念する「鉄道の日」の中心行事
- 鉄道事業者や企業によるブース出展・グッズ販売・展示などを予定
- りんかい線やゆりかもめなど公共交通でアクセス可能
- 台風など荒天時は中止の可能性がある(延期は行われない)
- 鉄道業界の魅力発信・採用活動にも寄与するイベント
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ