2025年10月1日
労務・人事ニュース
令和7年 島根県が1人最大20万円を補助、除雪機械運転資格取得支援で60歳未満も対象に
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最終更新: 2025年10月1日 10:03
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最終更新: 2025年10月1日 10:03
令和7年 島根県除雪機械運転資格取得支援補助金
この記事の概要
島根県は、冬期の地域の安全な暮らしを支える除雪作業を担う人材を育成するため、除雪機械運転に必要な資格取得にかかる費用の一部を支援する補助制度を実施しています。令和7年度は年齢要件を60歳未満まで引き上げ、より多くの人が対象となる制度となりました。
島根県では、積雪の多い冬期における道路除雪体制の強化を図るため、県内の除雪業務に従事する人材の育成を支援する制度として、「除雪機械運転資格取得支援補助金」を設けています。この制度は、冬でも地域の交通や生活を安全かつ円滑に保つために、除雪機械の運転資格を取得する若手人材を対象として、その取得に要する費用の一部を補助するものです。
令和7年度においては、これまでの対象年齢であった50歳未満から60歳未満へと対象年齢の上限が引き上げられました。これにより、より幅広い年齢層の方が制度の対象となり、業界全体での人材確保や技術継承の促進が期待されます。対象者は島根県内で道路除雪業務を担う事業者であり、補助対象となる経費は、大型自動車免許、大型特殊自動車免許、車両系建設機械運転技能講習に要する教習料、講習料、学科試験料、実技試験料、運転免許受験料などが含まれます。ただし、交通費や宿泊費などの付随的な費用は補助対象外となっています。
補助率は対象経費の3分の1であり、1人当たりの補助金の上限は20万円と定められています。この金額設定は、資格取得にかかる費用の負担軽減を目的としたものであり、地域で除雪を担う人材の育成を後押しする非常に現実的かつ有効な仕組みといえます。申請には、教習開始前に交付申請書を提出し、県からの交付決定を受ける必要があるため、受講を検討する事業者や個人は早めの準備が求められます。
令和7年度の募集期間は4月1日から12月10日までとされており、予算には限りがあるため、予定人数である約50名に達した時点で受付が終了する可能性があります。資格取得後の報告期限は12月26日と定められており、制度の運用も明確かつ迅速な手続きが求められます。申請様式や手続きの流れについては、交付要綱や記入例などが整備されており、初めての申請でも迷うことのないように配慮されています。
本補助金制度は、過疎化や高齢化が進む中山間地域において、冬季の生活を支える除雪作業の安定化に資する重要な取り組みです。地域住民の安心・安全な暮らしを守るという公共性の高い目的のもと、除雪に携わる新たな人材の確保と育成に貢献するこの制度は、地域インフラを支える土台として大きな意義を持っています。
この記事の要点
- 対象年齢の上限が令和7年度から60歳未満に引き上げられた
- 補助対象は県内の除雪業務を担う事業者であり、教習前に申請が必要
- 補助率は対象経費の3分の1で、上限額は1人あたり20万円
- 補助対象資格は大型自動車、大型特殊、車両系建設機械運転資格
- 募集期間は令和7年4月1日から12月10日までで、約50名を募集
- 資格取得の報告期限は令和7年12月26日
⇒ 詳しくは島根県のWEBサイトへ