2025年10月6日
労務・人事ニュース
第20回北海道観光マスター検定の申込受付中 試験は11月23日開催
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最終更新: 2025年10月5日 22:39
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70点で合格!北海道観光マスター検定の第20回試験が11月23日に実施
この記事の概要
北海道商工会議所連合会と道内各地の商工会議所は、11月23日に実施される「第20回北海道観光マスター検定」の受験申し込みを受け付けている。試験は北海道の観光全般に関する知識を問う内容で、50問の選択式試験を実施し、70点以上で合格となる。申込締切は10月31日、受験料は5,000円(税込)。観光業従事者だけでなく、北海道を深く知りたい一般の人にも広く門戸が開かれている。
北海道商工会議所連合会(道商連)と道内各地の商工会議所は、令和7年11月23日(日・祝)に実施される「第20回北海道観光マスター検定」の受験申し込みを受け付けている。この検定は、北海道の観光資源、自然、文化、歴史、特産品、食、交通など、幅広い分野に関する知識を問うもので、北海道を訪れる観光客への対応力や地域の魅力を発信する力を高めることを目的としている。観光産業の人材育成に加え、北海道のファンづくりにも寄与する地域密着型の資格として定着している。
今回で20回目を迎える本検定は、節目の開催となる。これまでに数千人が受験し、観光関連事業者を中心に「観光マスター」の認定を取得した人々が地域の観光振興に貢献してきた。試験は、道内の観光資源に関する基礎知識だけでなく、応用的な理解を問う内容で、公式テキスト第9版をもとに出題される。観光スポットの地理的知識、地域行事の歴史、食文化、交通アクセス、外国人観光客への対応など、幅広い項目がカバーされており、単なる暗記ではなく実践的な知識が求められる。
試験は選択式50問で構成され、70点以上が合格ラインとなる。受験料は5,000円(税込)で、受験資格に年齢や職業の制限はなく、北海道の観光に関心を持つすべての人に開かれている。申込期間は9月1日から10月31日までで、申込は道内の商工会議所や公式窓口で受け付けている。合格発表は12月8日(月)の正午以降に行われる予定だ。
この検定の特徴は、観光業界の現場で即戦力となる実務的な内容が重視されている点にある。たとえば、札幌市や函館市、旭川市、小樽市など主要観光都市の歴史・文化に加え、知床や富良野、美瑛といった自然景観に関する知識、さらには道南・道央・道北・道東それぞれの地域特性を理解しているかどうかも評価される。また、観光客へのホスピタリティや地域住民との協働意識など、観光産業の根幹を支える「おもてなしの心」も重要なテーマとなっている。
観光マスターの資格を取得した人は、観光関連企業のPR活動や地域ガイド、イベント企画など、幅広い分野で活躍している。特に道内観光地では、観光マスター資格を持つ人材が観光案内所や宿泊施設、交通機関、行政機関などで重宝されており、地域ブランド力の向上にもつながっている。民間企業にとっても、観光マスターを社内育成の一環として受験させるケースが増えており、顧客対応やインバウンド戦略の強化にも役立っている。
北海道観光マスター検定は、観光業の人材育成を通じて地域の活性化を目指すもので、単なる知識試験ではなく「北海道を愛し、発信できる人」を育てることを目的としている。受験者の中には観光業従事者だけでなく、北海道ファンや移住希望者、教育関係者なども多く、地域理解を深める機会としても高く評価されている。
北海道の観光は、国内外から年間延べ4,000万人以上が訪れる一大産業であり、ポストコロナ時代の観光再生や地域創生のカギを握っている。その中で、観光マスター資格を持つ人材が果たす役割は今後さらに大きくなるだろう。特にインバウンド需要の回復が進む中で、地域の魅力を英語や中国語など多言語で発信できる力が求められており、観光マスター検定はその基礎力を身につけるための第一歩として注目されている。
企業の採用担当者にとっても、この資格は注目すべきポイントだ。観光業界だけでなく、流通、運輸、飲食、宿泊など幅広い業種において、北海道に関する専門知識を有する人材は貴重であり、地域に根ざしたビジネス展開や顧客対応力の強化に直結する。特に地方創生や地域ブランディングに関心を持つ企業にとって、社員の観光マスター取得は「地域理解の深い人材育成」として評価される要素の一つとなっている。
この記事の要点
- 第20回北海道観光マスター検定の試験日は11月23日
- 申込締切は10月31日、受験料は5,000円(税込)
- 選択式50問で70点以上が合格
- 公式テキスト第9版を使用し応用力を問う内容
- 観光業の人材育成と地域理解の促進が目的
- 合格発表は12月8日正午以降
⇒ 詳しくは北海道観光マスター検定のWEBサイトへ