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2025年11月9日

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北九州市が「ゆめみらいワーク2025」を開催、12月11日~13日に職業体験イベント

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北九州ゆめみらいワーク(北九州市)

北九州市では、若者が早い段階から「働くこと」や「進学」について考え、将来のキャリアを主体的に築くきっかけを提供することを目的として、地域の産業・教育機関・行政が一体となって実施する大型イベント「北九州ゆめみらいワーク2025」を開催します。このイベントは、地元企業や大学・専門学校などが一堂に集結し、職業体験や進路相談、社会人との交流を通じて、次世代を担う若者にリアルな“仕事の現場”を体感してもらうことを目的としています。

「北九州ゆめみらいワーク」は、2015年度(平成27年度)に初開催されて以来、地域を代表するキャリア教育イベントとして年々規模を拡大してきました。前回の令和6年度開催では、121の企業・教育機関が出展し、延べ10,178人が来場。そのうち約7,600人が団体参加となり、学校単位でのキャリア教育の一環としても積極的に活用されました。地域全体で「地元の産業を知り、地元で働く」意識を醸成する取り組みとして高い評価を得ています。

令和7年度の「北九州ゆめみらいワーク2025」は、2025年12月11日(木曜日)から13日(土曜日)の3日間、北九州メッセ(旧西日本総合展示場新館)をメイン会場として開催されます。各展示場(A・B・C)には、北九州市内および近郊の企業、大学、専門学校が出展し、来場者は業界説明、職業体験、就業体験プログラムを通して、職業理解を深めることができます。

今年度はさらに特別企画として、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」が監修する「Out of KidZania in 北九州ゆめみらいワーク2025」も同時開催されます。これは、子どもたちが実際の企業の協力を得ながら仕事体験を行うプログラムで、遊びながら社会の仕組みを学ぶことができる体験型コンテンツです。特に、12月13日(土曜日)は一般来場日として、小学生以上の子どもたちやその家族が自由に参加でき、北九州市の未来を担う次世代育成の一環として注目を集めています。

来場対象は、12月11日(木曜日)と12日(金曜日)は中学生、高校生、教員などの学校関係者を中心とし、団体での来場が想定されています。一方、13日(土曜日)は一般開放日として、小学生から社会人まで幅広い世代が来場可能となっており、リバーウォーク北九州の一部店舗もサテライト会場として利用される予定です。企業担当者や教育関係者にとっては、地元の若者と直接触れ合い、地域産業の魅力を伝える貴重な機会となります。

主催は北九州市であり、共催として北九州市教育委員会、北九州商工会議所、北九州雇用対策協会が参加しています。さらに、福岡県および福岡県教育委員会が後援しており、行政・教育・経済界が一体となって若年層のキャリア形成を支援する取り組みとなっています。この連携体制により、地域の教育現場と産業界の距離が近づき、若者の地元定着や地域経済の活性化が期待されています。

本イベントは、単なる職業紹介ではなく、「地域の仕事を“体感”する」ことを重視している点が特徴です。例えば、製造業のブースでは実際の工具や製品を使った作業体験、医療や介護業界のブースでは模擬診療や体験演習、IT企業ではプログラミングやAI体験など、各業種ならではの体験が行われます。また、大学や専門学校のブースでは、進学相談や研究紹介など、キャリア形成に必要な学びの選択肢を広げる情報が提供されます。

企業にとっても、このイベントは将来の人材確保につながる重要な機会です。特に地元志向の強い若者に対し、自社の技術や働く環境、地域貢献活動などを直接発信できる場として活用できます。さらに、教育機関にとっては、地域企業との連携を強化し、生徒の職業理解を深める実践的なキャリア教育の機会となっています。

北九州市は、産業構造の変化や人口減少が進む中で、「若者が地元で夢を描き、働けるまち」を目指しています。今回の「北九州ゆめみらいワーク2025」は、そうしたビジョンを具現化するものであり、地域の未来を担う子どもたちや学生、そして企業が一堂に会して「未来の北九州」を共に考える場となります。

⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ

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