2025年10月27日
労務・人事ニュース
2025年11月3日から7日は「いいさかなの日」―魚食推進
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最終更新: 2025年10月26日 21:02
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11月3日から7日は「いいさかなの日」(水産庁)
この記事の概要
水産庁は、2025年(令和7年)11月3日から7日までの「いいさかなの日」に向けて、「サステナ消費(持続可能な消費)」をテーマに全国で水産物の消費促進を図る取り組みを発表しました。今年は低利用魚であるクロダイの消費拡大を目的としたプロジェクトをはじめ、Fish-1グランプリの開催や「さかなの日」応援隊の新体制任命など、官民連携による啓発活動が展開されます。
水産庁は、11月3日から7日までの期間を「いいさかなの日」と定め、国民の魚食文化の再認識と水産業の持続的発展を目的とした官民連携の取組を強化しています。2025年のテーマは「サステナ消費」。これは、限りある水産資源を未来につなぐために、消費の在り方を見直し、持続可能な食の循環を広げようというものです。水産物の消費量が長期的に減少傾向にある中、環境への配慮と食文化の継承を両立させる取り組みとして注目されています。
「さかなの日」は、令和4年10月に制定され、毎月3日から7日までを魚の消費拡大を促す期間としています。さらに11月3日から7日を「いいさかなの日」と位置づけ、より集中的にキャンペーンを展開します。制度開始から3年が経過した令和7年時点で、賛同メンバーは制定時から444増加し、1,072団体に達しました。企業、自治体、学校、飲食業界など、多様な主体が参加し、魚食の魅力発信に取り組んでいます。
2025年の取組では、特に低利用魚に焦点を当てています。その一つが「クロダイのおいしさ認知向上プロジェクト」です。クロダイは地域によっては漁業被害をもたらす一方で、食材としての魅力が十分に知られていません。そこで水産庁は、本年6月からクロダイの消費拡大を目的としたプロジェクトを展開し、自治体や企業と連携してイベントやキャンペーンを実施しています。11月の「いいさかなの日」には、全国各地でクロダイ料理の提供や関連商品の販売が予定されており、持続的利用のモデルケースとして注目されています。
また、11月30日には「第11回 Fish-1グランプリ(2025年度)」が東京都の日比谷公園で開催されます。このイベントは、国産水産物を使った料理コンテストや展示・体験を通じて、国内水産業の価値を広めることを目的としています。今回のグランプリでは、岡山県のJF岡山漁連を含む8組が出場し、クロダイをはじめとする魚料理の魅力を競います。水産庁もステージ登壇やブース出展を行い、「サステナ消費」につながる新商品や連携プロジェクトを紹介します。
さらに、「さかなの日」応援隊も新体制で活動を開始します。ハロー!プロジェクト所属の7名のタレントが新たに任命され、10月31日に農林水産省で任命式が行われます。水産庁長官からの公式任命を受けた応援隊は、SNSやメディアを通じて魚食普及のメッセージを発信し、若い世代へのアプローチを強化します。
加えて、全国11か所で「さかなの日」関連イベントが実施され、魚料理フェアや魚食文化体験などが行われます。農林水産省の各食堂でも特別メニューが提供され、期間中は「誕生魚診断」などのユニークな展示も実施されます。さらに、全国52の賛同メンバーが地域ごとにイベントや新商品の発表を行う予定で、水産物の多様な楽しみ方を提案します。
今回の取組の特徴は、「サステナ消費」というテーマのもと、環境負荷を減らしながら魚をおいしく食べる文化を再構築しようという点にあります。消費者、企業、行政がそれぞれの立場から行動することで、水産業の持続的成長と地域社会の活性化を同時に目指すものです。日本の食文化を守りつつ、次世代へつなぐための挑戦が本格化しています。
この記事の要点
- 2025年11月3日から7日は「いいさかなの日」
- テーマは「サステナ消費」―持続可能な魚食文化の推進
- 賛同メンバーは1,072団体に拡大、開始時より444増加
- クロダイのおいしさ認知向上プロジェクトを展開
- 11月30日に第11回Fish-1グランプリを日比谷公園で開催
- ハロー!プロジェクト所属7名が「さかなの日」応援隊に任命
- 全国11か所でイベント実施、52の賛同メンバーが地域活動を展開
⇒ 詳しくは水産庁のWEBサイトへ


