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2025年11月22日

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日本が2026年カンヌ映画見本市「カントリー・オブ・オナー」に決定

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カンヌ映画祭併設映画見本市マルシェデュフィルム2026 ―日本がカントリーオブオナーに決定―(JETRO)


この記事の概要

2026年5月にフランス・カンヌで開催される映画見本市「マルシェ・デュ・フィルム」において、日本が「カントリー・オブ・オナー(Country of Honour)」に選ばれました。これは、世界三大映画祭のひとつであるカンヌ映画祭に併設される国際的な映画産業の商談イベントで、特定の国を重点的に紹介するものです。日本は「伝統・革新・未来」をテーマに、映画やアニメなどの国際展開を推進します。


2025年10月28日、フランス・カンヌで毎年開催される映画見本市「マルシェ・デュ・フィルム(Marché du Film)」において、2026年の「カントリー・オブ・オナー」として日本が正式に選出されました。マルシェ・デュ・フィルムは、世界三大映画祭の一つであるカンヌ国際映画祭に併設される国際的な映画取引市場で、世界140か国以上から約600社が参加し、延べ15,000人が来場する見込みの大規模イベントです。

「カントリー・オブ・オナー」は、毎年特定の国を取り上げ、その国の映画文化や産業を重点的に紹介する制度です。選出された国は、公式イベントや上映、シンポジウムなどを通じて、映画業界関係者や世界中のメディアから注目を集めることができます。2026年に日本が選ばれたことにより、日本映画や映像コンテンツの国際的な存在感を高める絶好の機会となります。

日本の出展テーマは「伝統・革新・未来 Beyond Boundaries: Tradition, Innovation, and the Future of Japanese Cinema」と定められました。このテーマには、長い歴史と文化を持つ日本の映画産業が、革新を続けながら新たな時代に向かって進化していく姿を世界に発信するという意図が込められています。また、映画のみならず、アニメーション、小説、マンガなど多様なメディアを融合させた日本独自のコンテンツ文化の魅力を発信し、国際的な共同制作やリメイクの促進を図る計画です。

今回の取り組みでは、日本側の関係機関が実行委員会の一員として企画・運営を担います。映画業界関係者、配給会社、アニメーション制作会社などが参加し、カンヌ現地でのビジネス交流や国際プロジェクトの推進を行う予定です。主なプログラムとしては、映画やアニメ、小説、マンガなどの知的財産(IP)を活用した国際的リメイクやメディアミックス展開をテーマとするカンファレンスの開催が挙げられています。

さらに、アヌシー国際アニメーション映画祭との連携による日本のアニメーションをテーマにしたセッション、国際共同製作を促すピッチイベント、若手プロデューサーが参加するネットワーキング企画、日本映画の特別上映プログラム「スクリーニング・デー」などが実施される予定です。これらの取り組みにより、日本映画やアニメが持つ多様な表現力や創造性が世界に広く紹介されます。

マルシェ・デュ・フィルムは、カンヌ国際映画祭と並行して2026年5月12日から5月20日まで開催されます。会場はカンヌ市の「パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ」で、期間中は世界各国の映画製作者、配給会社、メディア関係者などが集い、作品の売買契約、上映交渉、国際共同制作の協議などが行われます。

日本がカントリー・オブ・オナーに選ばれるのは、文化的影響力と映画産業の国際的評価を背景とするものであり、今回の決定は、日本映画界にとって大きな転機となるものです。特に、アニメーション、映像技術、ストリーミングプラットフォームとの連携など、多様なコンテンツ産業が融合する日本の現状は、世界の映画市場でも注目されています。

日本の映画産業は、長年にわたり国際的評価を得ており、これまでにも多くの作品が世界的な映画祭で受賞しています。今回のカンヌでの特集では、日本映画の持つ芸術性やストーリーテリングの深さ、アニメーションの独自性など、国内外のクリエイターや企業が連携して発信する形となります。また、若手映画制作者の海外展開支援にも重点が置かれており、次世代の映像クリエイターの国際的な活動を後押しする機会となります。

2026年のマルシェ・デュ・フィルムにおける日本の活動は、映画を通じた国際文化交流の促進に加え、コンテンツ産業全体の海外展開を強化するものです。映画やアニメをはじめとする日本発のコンテンツが、国際市場でどのように評価され、どのように連携を拡大していくかが注目されます。

この記事の要点

  • 2026年のマルシェ・デュ・フィルムで日本がカントリー・オブ・オナーに選出
  • 開催期間は2026年5月12日から5月20日まで
  • 開催地はフランス・カンヌのパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ
  • 来場者見込みは約15,000人、出展者は140か国から600社超
  • 日本のテーマは「伝統・革新・未来 Beyond Boundaries」
  • 映画、アニメ、マンガなどを融合した国際展開を推進
  • 若手プロデューサーやクリエイターの国際ネットワーク強化を支援

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ

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