2025年12月2日
補助金・助成金, 労務・人事ニュース
宮若市がスズメバチ駆除費を補助、費用の半額・上限7,000円を支援
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最終更新: 2025年12月1日 10:08
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最終更新: 2025年12月1日 00:35
令和6年 宮若市スズメバチ駆除費補助金
令和6年7月4日、宮若市は市民の生活環境の安全を守るため、「スズメバチ駆除費補助金」制度を継続して実施しています。毎年、春から秋にかけてスズメバチの活動が活発化し、市民の暮らしや地域の安全に深刻な影響を及ぼすことがあります。特に民家の軒下や庭木、倉庫、通学路などに巣が作られるケースが増えており、刺傷被害や不安の声が寄せられています。こうした状況を受け、宮若市では駆除費の一部を補助することで、市民が安心して生活できる環境づくりを推進しています。
この補助金制度の目的は、スズメバチによる危害を未然に防ぎ、地域全体の安全を確保することにあります。対象となるのは、市内に現にスズメバチが活動している巣で、居住に使用されている建物またはその敷地内にあるもの、もしくはおおむね10メートル以内に複数の人が日常的に立ち入る場所があり、不特定多数の人に被害が及ぶと判断される場所にあるものです。学校や公園、住宅密集地など、人の往来が多い場所に巣ができた場合は特に注意が必要とされています。
補助の対象者は、巣がある建物または土地を所有、管理、または使用している個人、あるいは自治会などの団体です。国や地方公共団体が所有する土地や建物、事業用途に使用されている施設内の巣は対象外となります。また、スズメバチ以外の昆虫(アシナガバチやミツバチなど)の巣については補助の対象外です。
補助金の交付を受けるためには、必ず専門の駆除業者に依頼して駆除を行うことが条件となります。自己判断による駆除や、資格のない業者による対応は補助の対象にはなりません。また、市民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税に未納がないことも要件として定められています。補助金額は、駆除にかかった費用の2分の1で、上限は7,000円です。たとえば駆除費が14,000円の場合は、7,000円が補助されます。上限を超える分は自己負担となりますが、費用の一部が補助されることで、市民が安全確保のための駆除を依頼しやすくなることを目的としています。
同一の建物や敷地内で補助を受けられるのは年度内に1回限りとされています。スズメバチの巣を駆除した場合は、当該年度の末日までに申請書一式を提出する必要があります。申請書には、駆除前と駆除後の写真、駆除業者が発行した領収書の写し、駆除した場所の位置図または見取図、同意書、請求書、そして口座情報を確認できる通帳の写しを添付します。これらを市役所の環境保全課へ提出することで、審査の後、補助金が交付されます。
この制度は、スズメバチの巣が身近にできた場合に、速やかに安全な方法で駆除を行うための支援策として非常に有効です。スズメバチは攻撃性が高く、人間が巣に近づくことで刺される危険性が増します。特に8月から10月にかけては活動が最も活発となり、被害が多発する時期です。巣を見つけた場合は、自ら駆除を試みるのではなく、専門業者に依頼することが強く推奨されています。宮若市では、市民が安心して依頼できるよう、この補助金制度を通じて経済的な負担を軽減し、地域全体の安全意識を高めることを目指しています。
また、申請を行う際は、駆除後すぐに手続きを始めることが重要です。年度末を過ぎてしまうと補助の対象外となるため、駆除を行ったら早めに申請書の提出を行うようにしましょう。
宮若市は今後も、地域住民の安全を守り、良好な生活環境を維持するための取り組みを継続していく方針です。スズメバチの被害は毎年全国で多数報告されており、正しい知識と早期対応が重要となります。市民の協力のもと、安心して暮らせるまちづくりを推進することが期待されています。
なお、補助金や助成金は年度ごとに募集内容が見直される場合があります。申請を検討している方は、最新の情報や受付状況について、募集のウェブページや実施機関に確認することを推奨いたします。また、募集が終了している場合もあるため実施機関にご確認ください。
⇒ 詳しくは宮若市のWEBサイトへ


