2025年11月12日
労務・人事ニュース
北九州市、出展費10万円で全国7万7千人のバイヤーにPR!2026年2月幕張メッセ商談会出展者募集
- アイリスト/北九州市若松区/福岡県
最終更新: 2025年11月12日 06:34
- BIMオペレーター/PC橋梁メーカー
最終更新: 2025年11月12日 02:18
- アイリスト/久留米市/福岡県
最終更新: 2025年11月12日 06:34
- 鍼灸師/天神南駅/福岡県/福岡市中央区
最終更新: 2025年11月12日 06:34
食の大型展示商談会「スーパーマーケットトレードショー2026」北九州市ブースの出展者を募集します!(北九州市)
この記事の概要
2025年11月11日、北九州市は、令和8年2月に千葉県の幕張メッセで開催される「スーパーマーケットトレードショー2026」における北九州市ブースの出展者募集を開始した。この展示会は、全国から約77,000人のバイヤーが来場する国内最大級の食の商談展示会であり、北九州市は市内の食品関連事業者5社を選定して出展支援を行う。出展負担金は1社あたり10万円で、通常出展料金との差額は市が負担する。
幕張メッセ全館を会場として開催される「スーパーマーケットトレードショー2026」は、全国の食品製造・流通・小売業界が一堂に集まる大規模な展示商談会である。会期は令和8年2月18日から20日までの3日間にわたり行われ、各日午前10時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)開場する。前回の開催時には、全国から小売業や卸・商社、中食、外食関連などを中心に約77,000人の来場者を記録しており、食品関連産業にとって新たな取引や販路開拓の機会として高い注目を集めている。
北九州市は、この展示会において市内の食品関連事業者を支援するため、独自のブースを設置する。募集する出展者数は5社であり、応募が多数の場合は市の選考基準に基づいて出展企業が決定される。対象となるのは、北九州市内に本社または事業所を有する食品製造業者、食品卸売業者、小売業者で、法人または団体であることが条件となっている。また、商材は食材や加工食品に限定される。
出展ブースは、間口1.98メートル、奥行1.5メートルの規格で、後壁・側壁・社名板・展示テーブル・白布・パンチカーペットが標準装備されている。椅子はオプション扱いとなる。各出展者は市が作成する統一デザインのタペストリーを掲示し、タペストリー制作に必要な画像データを提出する必要がある。統一感のあるブース構成により、北九州市ブランドとしての一体的な発信を図ることを目的としている。
出展負担金は1社あたり10万円(税込、3日分)であり、通常出展料209,000円との差額は市が負担する。この支援により、中小事業者でも大規模展示会への出展が可能となる。なお、電気・水道・ガス等の工事費および使用料は自己負担となる。展示会では試食や試飲は可能だが、販売は認められていない。
応募期間は令和7年11月21日までで、電子申請システムから申し込みを行う。出展者の決定通知は同年11月25日を予定しており、その後、12月中にFCP展示会・商談会シートおよび出展用画像データの提出が求められる。令和8年1月には出展者を対象とした事前説明会が実施される予定である。
応募の際には、農林水産省が定める統一書式である「FCP展示会・商談会シート」を提出しなければならない。このシートは、出展者が伝えたい製品情報と、バイヤーが知りたい商材情報を1枚にまとめたものであり、効率的な商談を進めるための重要な資料となる。また、出展後には商談の成約件数や成約金額について、市によるヒアリングが実施される。開催1か月後および3か月後に実績報告への協力が求められる。
この取り組みは、市内食品関連事業者の販路拡大や全国的な知名度向上を支援するものである。全国の主要バイヤーが集まる展示会に市としてブースを設けることで、地域の食文化や特産品の魅力を効果的に発信し、新たな商談機会の創出を促進することが期待されている。北九州市の地域産業政策の一環として、市内企業の成長支援と地域経済の活性化につながる重要な施策といえる。
この記事の要点
- 令和8年2月に幕張メッセでスーパーマーケットトレードショー2026が開催
- 来場者は全国から約77,000人(前回実績)
- 北九州市は市内食品関連事業者5社を選定して出展支援
- 出展負担金は1社10万円(通常料金209,000円との差額は市が負担)
- 応募締切は令和7年11月21日、決定通知は同年11月25日予定
- FCP展示会・商談会シート提出と事前説明会参加が必須
⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ


