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2025年12月14日

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高校生の就職内定率63.3%、求人倍率3.94倍に上昇 令和7年9月末の状況

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令和7年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(9月末現在)(厚労省)

この記事の概要

令和7年9月末時点での高校生と中学生のハローワーク求人に関する求人、求職、就職内定状況が取りまとめられた。高校生の就職内定率は63.3%となり、前年同期をわずかに上回った一方で、内定者数は約78,000人とやや減少した。中学生では求職者数が減少し、求人倍率は1.04倍へ上昇した。選考開始日の時期に関する取り決めも整理されており、来春卒業予定者の就職活動の動向が明確になっている。


令和7年9月末現在で、翌年3月に卒業を控える高校生と中学生を対象とした求人や就職内定状況が取りまとめられ、高校生の就職活動における傾向が明らかになりました。高校生の就職内定率は63.3%となり、前年同期と比較して0.1ポイント上昇しています。内定率がわずかに改善した一方で、就職内定者数は約78,000人となり、前年同期に比べて0.3%減となりました。求人数は約483,000人で0.2%増加し、求職者数は約123,000人で0.5%の減少となり、求人倍率は3.94倍へと0.03ポイント上昇しています。この数字は、多くの事業所で人材確保の意欲が引き続き高い状況を示すものとなっています。

中学新卒者については求人数が700人で前年同期比0.9%の増加となり、求職者数は672人で10.8%減と大きく減少しました。その結果、求人倍率は1.04倍となり、前年に比べて0.12ポイント上昇しています。中学新卒者は選考開始時期が高校生より遅く設定されており、選考開始は令和8年1月1日以降、積雪指定地域では令和7年12月1日以降と定められています。このため、9月末時点では求職者数が大きく動きにくい状況があり、今回の数字にもその特徴が表れています。

また、求人申し込みの受付開始日や選考開始日に関するルールについても整理されています。求人申込みの受付は高校・中学校ともに令和7年6月1日以降とされ、選考・内定開始期日は高校生が令和7年9月16日以降、中学生が令和8年1月1日以降となっています。積雪指定地域の場合は中学生の選考開始が令和7年12月1日に早まる点が特徴です。これらの取り決めは、新卒者の採用活動に公平性と秩序を保つための重要な位置づけとなっており、進路指導を行う学校や採用を検討する事業者にとっても基準となる情報です。

今回の取りまとめから、高校生の就職活動では求人数が引き続き高水準を維持しており、求人倍率の高さから人材を求める企業側の需要が続いていることが読み取れます。その一方で、内定者数が減少していることから、生徒の進路選択が多様化している可能性も考えられます。中学新卒者の動向では求職者数の減少が顕著であり、求人数とのバランスによって求人倍率が1.04倍へ上昇したことが特徴となっています。高校生と中学生では選考開始日が異なるため、採用活動のタイミングや必要な準備にも違いが生じます。採用活動を行う事業者にとって、これらの数値やスケジュールは採用計画を立てる上で重要な参考資料となり、地域の雇用動向を把握するうえでも注目すべき内容となっています。

この記事の要点

  • 高校生の就職内定率は63.3%で前年より0.1ポイント増
  • 高校生の求人倍率は3.94倍で前年より0.03ポイント上昇
  • 高校生の内定者数は約78,000人で0.3%減
  • 中学生の求人倍率は1.04倍で前年より0.12ポイント上昇
  • 高校生の選考開始は令和7年9月16日から
  • 中学生の選考開始は令和8年1月1日から(積雪地域は令和7年12月1日)

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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