2025年12月10日
労務・人事ニュース
北九州市 2部構成90分×2のパパ育休セミナーが市内で実施され参加者に好評
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最終更新: 2025年12月9日 03:03
【パパ育休セミナー】これが「働く×育てる」のリアルを開催しました!(北九州市)
この記事の概要
令和7年6月21日に市内で開催されたパパ育休セミナーは、育児休業を検討する男性とその家族を対象に、働きかたや暮らしかたを考える契機を提供したイベントであり、2部構成で実施された。第1部では家庭での協力体制づくりをテーマにした内容が展開され、第2部では育児休業を経験した社員と上司による体験談が語られた。託児サービスが無料で提供され、子連れ参加も可能な環境が整えられていた。
令和7年6月21日に市内で実施されたパパ育休セミナーは、育児休業の取得に関心のある男性とその家族、さらに育休推進に取り組む企業関係者など、多様な立場の参加者に向けて企画された。会場は市内施設のホールが使用され、当日は13時から16時までの3時間にわたって進行され、働くことと子育てをどのように両立していくかを考える機会として位置づけられた。セミナーは2部構成で、参加費は無料となっており、誰もが気軽に参加できるように準備された。
第1部は13時から14時30分までの90分で構成され、家庭内で互いの考えを共有しながら協力体制を築く方法をテーマとした内容が展開された。家庭と仕事の両立に向けて必要となるコミュニケーションの重要性が示され、夫婦が同じ方向を向いて生活を組み立てるための考え方に触れられる時間となった。休憩時間も含めながら、参加者が自身の状況と照らし合わせて考えられる構成となっていたことが特徴である。
続く第2部は14時30分から16時までの90分にわたって行われ、市内の企業で育児休業を実際に取得した社員と、その上司が登壇した。ここでは職場と家庭の双方での経験が語られ、育児休業を取得する際の不安や準備、復職後の働きかたなど、リアルな声が紹介された。仕事と子育てを両立する過程で得られた生活の変化や家族との向き合い方が伝えられ、参加者が具体的なイメージを持ちやすい内容となった。質疑応答の時間も設けられ、参加者が抱える疑問をその場で解消できる構成であったこともポイントとなる。
当日は託児サービスが無料で提供され、0歳半から未就学児までを対象に会場内の専用ルームで預かる体制が整えられた。子ども連れでの参加がしやすいよう、当日の注意事項や必要な持ち物などをまとめた案内が準備され、必要な場合は当日会場でも同意書を提出できるよう配慮されていた。夫婦での参加はもちろん、1人での参加も歓迎され、多様な立場の人が参加しやすい環境づくりが行われていた。
本セミナーは、企業で働く人材が育児と仕事を両立することの重要性を理解し、家庭と職場の双方で支え合う体制をつくることを目的として実施された。実際の体験談を聞くことで、育児休業の取得が本人だけでなく家族にも職場にも良い影響をもたらすケースがあることが示され、働きかたの選択肢を広げるきっかけとなった。さらに、育児休業を取り巻く環境や制度を知ることが、将来の生活設計において大切な視点となることも改めて伝えられた。
イベント終了後にはアーカイブ配信が行われ、当日参加できなかった人もオンラインで視聴できるように整備された。第1部と第2部の全編に加え、第2部の分割版も複数公開されており、時間の都合に合わせて視聴できる仕組みが用意されている。これにより、育児休業に関心を持つ人がいつでもアクセスでき、学びを深められる環境が継続的に提供されている点は大きな価値となっている。
この記事の要点
- 令和7年6月21日に市内でパパ育休セミナーを開催
- 2部構成で家庭の協力体制と職場での体験談を紹介
- 参加費無料で子連れ参加も可能な環境を整備
- 0歳半から未就学児まで無料の託児サービスを提供
- アーカイブ配信を実施し視聴機会を拡大
⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ


