2026年1月12日
労務・人事ニュース
第10回までのNDBオープンデータを分析できるサイトが示す医療データ活用
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NDBオープンデータ 分析サイト(厚労省)
この記事の概要
医療や健康に関する公的データを分かりやすく活用できる環境として、NDBオープンデータ分析サイトが公開されている。このサイトでは、第1回から第10回までのNDBオープンデータを対象に、医科、歯科、調剤、特定健診など幅広い分野の集計結果を閲覧できる。本記事では、掲載データの特徴や活用価値を事実に基づいて丁寧に紹介する。
NDBオープンデータ分析サイトは、医療保険制度に基づく診療報酬明細書などの情報を集計したデータについて、利用者の理解を深めることを目的として提供されている。専門知識がなくても、医療分野の動向を把握しやすい点が特徴である。
この分析サイトでは、第1回から第10回までに公表されたNDBオープンデータを対象としており、第10回では公費レセプトを含む集計表が対象となっている。ただし、特定健診については公費レセプトは含まれていない。
医科診療行為に関しては、基本診療料から病理診断までの算定回数が、性年齢別、都道府県別、診療月別、二次医療圏別など複数の切り口で整理されている。地域差や年齢構成の違いを把握する際に有用な構成となっている。
歯科診療行為についても同様に、性年齢別や地域別、診療月別の算定回数がまとめられている。歯科分野における診療実態を客観的に把握できる点は、医療提供体制の理解を深める材料となる。
調剤行為のデータでは、性年齢別および都道府県別の算定回数が掲載されている。処方の傾向や地域ごとの利用状況を把握でき、医薬品の使用動向を確認する際の基礎資料として活用できる。
処方薬に関するデータは、内服、外用、注射といった区分ごとに、薬効分類別の数量が整理されている。性年齢別や地域別、診療月別など多角的な視点から確認できる点が特徴である。
特定保険医療材料については、性年齢別、都道府県別、診療月別の数量が掲載されている。医療材料の使用状況を数量ベースで把握でき、医療資源の動きを理解する手掛かりとなる。
特定健診に関するデータでは、性年齢と都道府県、または二次医療圏ごとに、検査項目の平均値や検査値階層別分布が整理されている。生活習慣や健康状態の地域差を確認できる構成となっている。
さらに、特定健診の質問票に関する回答分布も掲載されており、性年齢別や地域別に生活習慣に関する傾向を把握することができる。健康政策や予防施策を考える上で参考となる情報が含まれている。
このように、NDBオープンデータ分析サイトは、医療や健康に関する膨大な公的データを体系的に整理し、誰でも確認できる形で提供している。客観性の高い数値に基づく情報は、調査や分析の基盤として高い信頼性を持つ。
この記事の要点
- NDBオープンデータを第1回から第10回まで横断的に確認できる
- 医科、歯科、調剤、処方薬、健診など幅広い分野を網羅している
- 性年齢別や地域別など多様な切り口で集計結果が整理されている
- 公的データに基づくため客観性と信頼性が高い
- 医療や健康分野の動向把握に活用できる分析環境が提供されている
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


