2026年2月2日
労務・人事ニュース
年間約1.2万トン(1世帯あたり約27キログラム)の食品ロス削減を目指し北九州市が残しま宣言運動を推進
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最終更新: 2026年2月2日 09:35
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食品ロス削減に向けて「残しま宣言運動」に取り組みましょう!(北九州市)
この記事の概要
北九州市では、家庭や外食で発生する食品ロスを減らすため、「残しま宣言運動」を展開しています。日本全体や市内で発生している食品ロスの量を踏まえ、市民一人ひとりの行動改善を促す取り組みです。外食時や家庭でのちょっとした工夫を積み重ねることで、循環型社会の実現を目指しています。
日本では、まだ食べられるにもかかわらず捨てられている食品が年間約464万トン発生しています。これは国民が毎日おにぎり1個分のご飯を捨てている量に相当し、身近な問題として捉える必要があります。食品ロス削減は環境負荷の軽減にもつながる重要な課題です。
北九州市においても、家庭から年間約1.2万トンの食品ロスが発生しており、1世帯あたりに換算すると約27キログラムにのぼります。こうした現状を受け、市では「もったいない」を減らすため、市民や飲食の場で実践できる取り組みとして残しま宣言運動を進めています。
残しま宣言運動は、外食と家庭の両方を対象にした取り組みで、誰でも実践できる行動を宣言として示しています。外食時には食べ切れる量を注文することや、料理を分け合うこと、食事に集中する時間を確保することが推奨されています。これらは無理なく実行できる工夫です。
家庭での取り組みとしては、必要以上に食材を購入しないことや、買った食材を使い切ることが大切とされています。調理の段階で量を調整し、生ごみを捨てる際には水分を切ることで、廃棄量の削減につながります。日常の小さな意識が効果を生みます。
また、賞味期限と消費期限の違いを正しく理解することも重要です。賞味期限はおいしく食べられる目安であり、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるものではありません。一方で消費期限は安全面を考慮した期限であり、意味の違いを知ることで廃棄を防げます。
市では、食品ロス削減に役立つ情報を届けるため、専用の情報配信アプリを活用した取り組みも行っています。食品ロス削減に関する情報を受け取ることで、環境にも家計にもやさしい行動を継続しやすくなる仕組みが整えられています。
さらに、食べ切りを応援する飲食店を登録する制度も設けられています。提供量の調整や持ち帰り対応、食べ切りを促す声かけなど、店舗ごとの工夫により、市民が外食時にも食品ロス削減を意識しやすい環境づくりが進められています。
令和8年1月時点では、市内で331店舗がこの取り組みに参加しています。店舗の入り口などには目印となる表示があり、利用者が取り組みに賛同している店舗を選びやすくなっています。市民と事業者が協力する形での削減活動が広がっています。
残しま宣言運動は、特別な行動を求めるものではなく、日々の選択を少し見直すことを重視しています。食品ロスを減らす行動は、環境負荷の低減だけでなく、資源を大切にする意識を次世代へ伝えることにもつながる取り組みです。
この記事の要点
- 日本では年間約464万トンの食品ロスが発生している
- 北九州市では家庭から年間約1.2万トンの食品ロスが出ている
- 1世帯あたりの食品ロスは年間約27キログラムに相当する
- 外食と家庭の両面で実践できる残しま宣言運動を展開している
- 令和8年1月時点で331店舗が食べ切り促進の取り組みに参加している
⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ


