2026年2月8日
労務・人事ニュース
労働者総数31427千人が示す2025年11月の採用市場と人材確保の現実(事業所規模30人以上)
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毎月勤労統計調査 2025(令和7)年11月分結果確報 第3表 常用雇用及び労働異動率(厚労省)
この記事の概要
2025年11月分の確報として、事業所規模5人以上を対象に常用雇用の状況や労働異動率をまとめた最新の統計が示されました。労働者総数やパートタイム労働者比率、入職率と離職率の動きが数値で明らかになり、雇用の流動性や人材の定着状況を客観的に把握できる内容となっています。採用や人員計画を検討する上で、現状を冷静に理解するための基礎資料といえる結果です。
2025年11月を対象とした今回の統計では、事業所規模5人以上の職場における常用雇用の実態と労働異動の状況が整理されています。確報値として公表されたデータであり、数値の正確性と継続性が確保されている点が特徴です。雇用環境の変化を把握する上で、信頼できる材料として活用できます。
調査産業全体の労働者総数は31427千人となり、前年同月と比べて0.9%増加しました。雇用者数が緩やかに増えていることから、全体としては人手需要が底堅く推移している様子がうかがえます。採用担当者にとっては、市場全体の人材確保競争が続いていることを示す数字といえます。
このうち一般労働者の労働者総数は23503千人で、前年同月比では0.6%の増加となりました。一方で、パートタイム労働者は7924千人となり、前年同月比1.7%の増加となっています。雇用の増加は短時間層でより顕著であり、多様な働き方を取り入れる動きが続いていることが数字から読み取れます。
調査産業計におけるパートタイム労働者比率は25.21%となり、前年同月から0.2ポイント上昇しました。全体の4人に1人がパートタイムという構成は、企業の人員戦略において柔軟な雇用形態が欠かせない存在になっていることを示しています。採用計画を立てる際には、この比率の変化を意識する必要があります。
入職率を見ると、調査産業計では1.37%となり、前年同月との差はマイナス0.03ポイントでした。新たに職場へ加わる人の割合はわずかに低下しており、採用活動の難しさが数字にも表れています。一般労働者の入職率は0.92%で、前年同月から0.01ポイント上昇しました。
パートタイム労働者の入職率は2.72%となり、前年同月から0.18ポイント低下しています。短時間層では依然として入職率が高い水準にあるものの、前年差で見るとやや落ち着いた動きが確認できます。人材確保のためには、条件や働きやすさの工夫が引き続き重要となります。
離職率については、調査産業計で1.25%となり、前年同月から0.09ポイント低下しました。一般労働者の離職率は0.96%で0.01ポイントの低下、パートタイム労働者では2.12%で0.3ポイントの低下となっています。離職率が全体的に下がっている点は、人材の定着が進んでいる可能性を示す結果です。
今回の結果からは、雇用者数が増加する一方で、入職率はやや低下し、離職率は改善するという構図が見えてきます。企業にとっては、新規採用の難易度が高まる中で、既存人材の定着を重視する姿勢がより重要になっていることを、客観的な数字が示しています。
この記事の要点
- 2025年11月の事業所規模5人以上を対象とした確報値であること
- 労働者総数は31427千人で前年同月比0.9%増加したこと
- パートタイム労働者比率は25.21%で前年差0.2ポイント上昇したこと
- 入職率は1.37%でわずかに低下していること
- 離職率は1.25%で全体的に改善傾向にあること
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


