2026年4月14日
労務・人事ニュース
第35回歯科衛生士国家試験、受験者7,882人中7,452人合格で合格率94.5%
第35回歯科衛生士国家試験の合格発表について(厚労省)
令和8年3月26日、第35回歯科衛生士国家試験の合格発表が行われました。この試験は令和8年3月1日に北海道を含む全国10会場で実施され、多くの受験者が臨みました。
今回の試験では、受験者数7,882人のうち7,452人が合格し、合格率は94.5%となりました。高い合格率となったことで、一定の基準を満たした人材が安定的に確保されている状況が示されています。
歯科衛生士は、口腔衛生の管理や予防処置、保健指導などを担う専門職であり、地域医療や予防歯科の分野で重要な役割を果たしています。近年は高齢化の進展に伴い、口腔機能の維持や全身健康との関連が注目されており、その専門性はさらに求められています。
今回の試験の合否基準は、1問1点で合計220点満点とし、132点以上を取得した場合に合格とされました。得点率に換算すると6割以上の正答が必要となり、基礎知識の確実な理解と応用力の双方が求められる内容となっています。
また、本試験では一部の問題について採点除外の措置が取られました。午前の第97問が対象となり、受験者間の公平性を確保する観点から適切な対応が行われています。こうした措置は国家試験の信頼性を維持する上で重要な役割を果たします。
試験が北海道を含む全国10会場で実施された点からも、全国規模で均一な評価基準のもとに人材が選抜されていることが分かります。これにより、地域を問わず一定の水準を満たした専門職が医療現場に供給される体制が維持されています。
今回合格した7,452人は、今後歯科医療の現場において予防や口腔ケアの分野で活躍することが期待されています。特に地域包括ケアの中での役割は大きく、医療と生活をつなぐ専門職としての重要性が高まっています。
国家試験の結果は、専門職の質を保証する重要な指標となります。今回の結果からは、教育体制と試験制度の安定性が維持されていることがうかがえます。今後も実務に即した知識と技能を備えた人材の育成が求められます。
医療の高度化と予防重視の流れの中で、歯科衛生士の役割はさらに広がっています。今回の試験結果は、こうした社会的ニーズに対応する人材が着実に育成されていることを示すものとなりました。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


