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2026年5月12日

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2026年4月開始で累計286地区に拡大、4県27地区を追加した棚田カード第6弾の全容

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棚田の魅力が1枚に!棚田カード第6弾 発行(農水省)

農林水産省は令和8年4月22日、全国の棚田の魅力を広く伝える取り組みとして「棚田カード」第6弾の発行を開始すると発表した。今回の新規発行では4県27地区が追加され、これまでに発行されたカードは累計で37府県286地区に拡大した。棚田を訪れるきっかけづくりを目的にしたこの施策は、地域の景観や農業文化への理解を深める役割を担っている。

棚田は山間部など傾斜地に広がる水田であり、洪水の抑制や水源の保全といった多面的な機能を持つ重要な資源とされている。一方で、作業効率の低さや担い手不足といった課題が重なり、維持が難しくなっている地域も少なくない。こうした背景から、棚田の価値を再認識し、保全活動を後押しするための具体的な手段としてカード化の取り組みが進められてきた。

このプロジェクトは平成30年秋に関係自治体の担当者らによって立ち上げられ、継続的に拡充されてきた。初回となる第1弾は令和元年7月に31府県56地区でスタートし、その後も段階的に対象地域を増やしてきた。第2弾は11県52地区、第3弾は16県110地区、第4弾は11県34地区、第5弾は4県7地区と続き、今回の第6弾でさらに広がりを見せている。

今回発行されるカードは、表面に四季折々の棚田の風景写真を掲載し、視覚的にその魅力を伝える構成となっている。裏面には棚田の面積や枚数、傾斜、作付けされている品種、さらには歴史的背景などの情報が記載されており、訪問前の理解を深める内容に仕上がっている。単なる観光案内にとどまらず、農業や地域文化に対する知識を得られる点も特徴といえる。

また、カードとあわせて配布される「棚田めぐりガイド」には、現地までのアクセス方法や周辺情報、訪問時のマナーなどが掲載されている。これにより、初めて棚田を訪れる人でも安心して足を運べる環境づくりが進められている。さらに「棚田めぐりマップ」ではカード対象地区の一覧が確認でき、複数の棚田を巡る際の参考資料として活用できる内容となっている。

こうした一連の取り組みは、単なる観光促進にとどまらず、地域経済の活性化や農業の持続性確保にもつながると期待されている。棚田の景観は時間帯や季節によって大きく表情を変え、訪れるたびに異なる魅力を感じられる点も特徴である。美しい景観だけでなく、地域ごとに受け継がれてきた農業の営みや文化的背景に触れる機会にもなる。

配布場所や詳細な入手方法については専用サイトで案内されており、訪問を検討する際には事前確認が推奨されている。棚田という日本の原風景を体感しながら、地域との関わりを深める新たなきっかけとして、今回の第6弾の発行は注目を集めそうだ。地域資源の価値を見直す動きが広がる中で、棚田カードはその象徴的な存在として、今後の展開にも関心が寄せられている。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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