2026年8月14日
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高齢運転者の事故削減へ 2026年7月、サポカー2.0の普及方針を公表
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サポカーがVer.2.0に進化します! ~更なる高齢運転者の交通事故削減に向けて~(国交省)
2026年7月24日、高齢運転者による交通事故の削減を目指し、安全運転を支援する自動車の対象装置を拡大する新たな方針が公表されました。従来の仕組みを進化させ、「サポカー2.0」として普及を進めます。
これまでのサポカーは、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置など、事故の回避や被害軽減を支援する先進安全技術を搭載した車両を対象としてきました。
今回の見直しでは、自動車に搭載される安全技術の進歩を踏まえ、対象とする装置の性能向上と範囲の拡大を図ります。より高度な支援機能を備えた車両の普及を促し、高齢運転者の安全確保につなげる考えです。
安全運転を支援する車両の普及は、2017年から進められてきました。高齢運転者の事故防止を目的として、先進安全技術を分かりやすく示し、車を選ぶ際の判断材料として活用できるようにした取組です。
衝突被害軽減ブレーキは、前方の車両や障害物などを検知し、衝突の危険が高まった場合に警報や制動を支援する装置です。事故を完全に防ぐものではありませんが、被害を抑える役割を担います。
ペダル踏み間違い時加速抑制装置は、アクセルとブレーキを間違えて操作した場合などに、急な加速を抑えるための技術です。駐車場を含む低速走行時の誤操作による事故への対策として普及が進められてきました。
こうした従来の装置に加え、サポカー2.0ではドライバーモニタリングシステムなど、より高度な先進安全技術を対象に加えます。運転操作だけでなく、運転者の状態にも目を向ける点が新たな特徴となります。
ドライバーモニタリングシステムは、運転者の状態を確認し、安全運転を支援するための装置です。今回の発表では、具体的な対象技術の詳細は別紙で示すとされ、今後の普及活動で周知される予定です。
制度見直しの背景には、自動車に搭載される安全技術が近年大きく進歩していることがあります。従来の枠組みだけでは新しい装置を十分に扱えないため、対象範囲を広げる必要性が示されました。
2026年6月にまとめられた今後の車両安全に関する方針では、交通事故のない社会を目指し、サポカーの取組をさらに推進することが求められました。安全装置の性能向上と対象拡大を検討すべきとの考えです。
この方針を踏まえ、従来の安全運転サポート車を「安全運転サポート車Ver.2.0」へ進化させます。愛称として「セーフティ・サポートカー2.0」、略称として「サポカー2.0」が使用されます。
サポカー2.0は、運転者に代わってすべての操作や判断を行う自動運転車として示されたものではありません。先進安全技術によって運転を補助し、事故防止や被害軽減を支える車両として普及を図る取組です。
安全装置が搭載されていても、道路状況や天候、速度などによって機能には限界があります。今回の発表でも、運転者の注意や安全確認が不要になるとはされておらず、運転を支援する技術として位置付けられています。
高齢運転者の事故を減らすためには、車両側の技術向上だけでなく、その機能を利用者が正しく理解することも重要です。装置が作動する条件や支援できる範囲を把握したうえで使用する必要があります。
新たな枠組みの普及に向け、サポカー2.0のロゴも作成されます。対象となる車両や安全技術を利用者に分かりやすく伝え、車の購入や利用を検討する際に確認しやすい環境を整えます。
ロゴのデザインや具体的な普及啓発活動については、詳細が決まり次第公表される予定です。今回の発表時点では、対象車種や普及開始時期、車両購入に対する支援制度などは示されていません。
そのため、サポカー2.0の対象となる装置や車両を確認する際には、今後公表される詳細情報を見る必要があります。名称だけで安全性能を判断せず、実際に搭載されている機能を確かめることが大切です。
自動車の開発や販売に関わる分野では、新たな枠組みに対応した安全技術の説明や情報提供も重要になります。車両の機能を利用者へ正確に伝えることは、安全装置を適切に活用するための基礎となります。
採用や人材育成の面では、安全技術の設計や検証に加え、利用者への説明、販売、整備など幅広い業務との関係が深まります。ただし、今回の発表では新たな雇用や採用計画について具体的な内容は示されていません。
2017年に始まったサポカーの取組は、2026年にサポカー2.0へ進化します。より高度な安全技術を対象に加え、高齢運転者の事故削減へつなげられるか、今後公表される装置の詳細と普及策が注目されます。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ


