2025年10月7日
労務・人事ニュース
横手市で除雪設備に最大130万円補助、申請は令和7年10月末までに届出必須
- 「駅チカ」/准看護師・正看護師/内科/消化器内科/クリニック/夜勤なし
最終更新: 2025年10月6日 23:04
- 「ブランクOK」/正看護師/産婦人科/麻酔科/クリニック/残業ありません
最終更新: 2025年10月6日 23:04
- 「夜勤なし」/正看護師/特別養護老人ホーム/介護施設/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年10月6日 23:04
- 「駅チカ」/正看護師/内科/小児科/クリニック/夜勤なし
最終更新: 2025年10月6日 23:04
令和7年 横手市除雪活動費補助金
秋田県横手市では、冬季の除排雪体制の強化を目的とした「除雪活動費補助金」制度を実施しています。この制度は、地域の町内会や集落などの団体が市道や公衆用道路の除雪・融雪活動を円滑に行えるよう支援するものであり、地域の住環境を維持するための重要な取り組みとして注目されています。
補助の対象となるのは、地域団体が共同で行う除排雪活動に必要な設備や機器の導入およびその管理運営にかかる経費です。具体的には、消雪パイプや融雪溝などの設置工事、そして除雪機械や融雪機器の取得にかかる費用などが対象となります。補助額は、基本的に対象経費の2分の1以内とされており、上限額は設備や機器の種類に応じて異なります。
たとえば、消雪パイプや融雪溝を新設、または全面的に更新する場合には、それぞれ130万円を上限として補助が受けられます。これに加えて、電気料金や修理費用も対象となっており、電気料金の2分の1、修理費については1件あたり2万円以上で最大100万円(消雪パイプの場合)、または75万円(融雪溝の場合)までが補助されます。
除雪機械の取得については、100万円を上限として補助が行われ、運用に伴う燃料費や修理費についても補助対象となっています。燃料費は年間3万円を上限とし、修理費用については10万円を限度に補助されますが、こちらも1件あたりの修理費が2万円を超える場合に限ります。融雪機器の設置にかかる経費についても、30万円を上限として2分の1が補助され、同様に運転にかかる燃料費や修理費についての支援も含まれます。
また、流雪溝の管理に関連する施設、たとえば放送設備の設置や修理にかかる費用についても、25万円を上限に補助されます。さらに、横手市流雪溝利用組合連絡協議会の運営費に関しては、各地域局ごとに年間5万円以内の補助が受けられる仕組みとなっています。
ただし、補助金を受けるためには、事前に一定の条件を満たす必要があります。具体的には、除排雪を行おうとする道路の延長や利用戸数が一定の基準を満たしていることが求められ、加えて交付決定を受ける前に事業に着手することはできません。すべての申請については緊急性や必要性を調査したうえで、市の予算の範囲内で交付の可否が決定されます。
また、申請を希望する団体は、毎年10月末日までに「除雪活動団体」として市へ届け出ることが必要となっており、この届出を行わない場合、補助金の対象にはなりません。申請は各地域課の窓口で直接行うか、指定の申請フォームを通じてオンラインでも手続きが可能です。交付申請書、事業計画書、実績報告書など、所定の様式に基づいて必要事項を記載し、添付資料を含めて提出する流れとなります。
横手市におけるこの補助制度は、雪国特有の課題である除雪体制の維持と地域力の向上を両立させる仕組みとして、年々その重要性を増しています。近年では、少子高齢化の進行により除雪作業を担う人材の確保が難しくなってきている中で、地域での連携と協力が不可欠です。本制度は、機材の導入だけでなく、継続的な管理費用の支援を通じて、自治体と住民がともに安心・安全な冬季生活を守ることを目的としています。
町内会や集落の代表者にとっては、設備の新設・更新や修理のタイミングに応じて、本補助金を有効に活用することで、住民の負担を軽減しつつ効率的な除排雪活動を展開することが可能です。今後もこの制度の利用を検討している団体は、事前の相談や条件確認をしっかりと行い、適切なタイミングでの申請を心がけることが求められます。
⇒ 詳しくは横手市のWEBサイトへ