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2025年10月7日

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丹波市周遊バス旅行に45,000円補助、令和8年2月28日実施分まで受付中

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【令和7年度】丹波市周遊バス旅行促進事業補助金について

兵庫県丹波市では、地域の観光活性化と市内周遊の促進を目的として、令和7年度「周遊バス旅行促進事業補助金」の募集を開始しています。この補助金は、丹波市外を出発地および到着地とするバス旅行を対象に、旅行会社や団体が企画・実施する市内観光旅行に対し、1件あたり45,000円の定額補助を行うものです。地域の魅力を市外の旅行者に届け、市内の観光施設や飲食店などへの経済的波及効果を狙った取り組みで、旅行商品としての丹波市の価値を高めることを目的としています。

この補助制度の対象となるのは、旅行業法に基づく登録旅行業者や、観光旅行を実施する団体であり、丹波市を訪れる観光バスツアーを企画・実施することが条件です。補助の対象となる旅行にはいくつかの要件が設けられており、まず丹波市外からの発着であることが前提となります。さらに、観光施設2箇所以上、あるいは道の駅1箇所と観光施設1箇所以上を訪問する行程である必要があります。ただし、道の駅を2箇所訪問するだけの行程や、道の駅を昼食の場所としてのみ設定している旅行については、補助の対象外とされます。

また、旅行中に丹波市内の施設で昼食または夕食を取ることが求められますが、弁当やファーストフード形式の食事は対象外とされています。旅行の参加者は10名以上であることが条件となっており、運転手や添乗員は人数に含まれません。加えて、他の公的助成を受けていない旅行であること、また旅行が令和7年4月8日から令和8年2月28日までに実施されるものであることも必須条件となっています。

申請に関しては、旅行の実施予定日の1週間前までに所定の様式に必要事項を記入し、オンラインまたは郵送にて提出することが必要です。報告書類の提出は、旅行終了後30日以内、かつ令和8年3月20日までが最終期限とされています。報告には、観光施設訪問の証明となる領収書や日付入りの参加者写真、食事代の領収書、バス旅行代金の支払証明などが求められ、申請時の内容と一致することが確認されます。なお、補助金の振込先は申請者名義の法人口座に限られ、個人口座は利用できません。

補助金は、旅行の実施内容や提出書類に基づき丹波市が審査を行い、適正と認められた場合に交付されます。また、旅行の最少催行人員に満たない等、やむを得ず中止となる場合は、事前に中止申請を行う必要があります。補助金の対象外となる旅行には、学校行事や自治体主催の視察・研修旅行、宗教または政治活動が目的の旅行などが含まれており、商業的な観光を主目的としたバス旅行に限定されている点も特徴です。

この補助金の利用により、旅行会社や団体にとっては、新たな観光商品として丹波市をコースに組み込むことへの経済的なハードルが下がるとともに、市内の観光事業者にとっては来訪客の増加による収益機会が期待されます。市内各所に点在する観光名所や飲食施設を巡るバスツアーは、地域経済の活性化だけでなく、丹波市の文化・自然・食の魅力を広く発信するうえでも大きな意味を持っています。

前期の旅行実施期間は令和7年4月8日から9月30日まで、申請受付は4月1日から9月19日までです。後期については、旅行実施期間が令和7年10月1日から令和8年2月28日まで、申請受付は8月1日から令和8年2月20日までとなっています。時期によって申請受付の期間が異なるため、企画のスケジュールに応じて申請準備を早めに行うことが推奨されます。

地域活性化と観光振興を両立させるこの制度は、丹波市を訪れるきっかけづくりとして有効であり、観光事業者や旅行会社にとっても活用しやすい支援策です。観光ルートの再設計や新たな顧客層の獲得を検討している企業・団体にとっては、ぜひ注目すべき制度といえるでしょう。

⇒ 詳しくは丹波市のWEBサイトへ

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