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2025年10月23日

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JEAP始動、再生医療と脱炭素分野で海外スタートアップ提案を10月31日まで募集

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再生医療分野と脱炭素分野のグローバルスタートアップとの事業共創加速 アクセラレーションプログラム「Japan Entry Acceleration Program(JEAP)」開始(JETRO)


この記事の概要

ジェトロは2025年10月1日、海外スタートアップの日本市場参入と日本企業との協業を促進するため、再生医療分野と脱炭素分野に特化したアクセラレーションプログラム「Japan Entry Acceleration Program(JEAP)」を開始しました。海外スタートアップからの提案受付は10月31日まで行われ、成果は2026年2月にデモデイで発表される予定です。


日本市場の国際競争力を高めるため、ジェトロは新たな一歩を踏み出しました。開始された「Japan Entry Acceleration Program(JEAP)」は、再生医療と脱炭素という世界的に注目される分野に焦点を当て、海外スタートアップと日本企業の事業共創を加速する取り組みです。このプログラムは、ジェトロが推進する国際連携プラットフォーム「J-Bridge」の一環であり、海外の有望な企業に対し、日本市場参入に必要な知識を提供するレクチャーや実践的なメンタリングを実施します。また、日本企業との面談を通じて、具体的な協業の機会を創出することを目的としています。

再生医療分野においては、海外スタートアップのビジネスプランや協業プランを起点に、日本国内の製造拠点や研究機関と連携し、事業化を支援します。脱炭素分野では、日本の大手事業会社が抱える課題を出発点に、それに対応できる海外スタートアップとの連携を進める仕組みが導入されています。特に、今回のプログラムにはチャレンジオーナー企業としてIHI、ENEOS Xplora、クリタ東日本、日本特殊陶業の4社が参加し、各社が掲げる具体的な課題に対するスタートアップからの提案を受け付けています。

応募受付はすでに開始されており、再生医療分野は2025年9月1日から、脱炭素分野は10月1日から提案が募集されています。いずれも締め切りは10月31日までとされており、世界中のスタートアップが短期間に日本企業との接点を得られる貴重な機会となっています。そして、このプログラムの成果を披露する場として、2026年2月末に東京都内で「デモデイ」が開催され、選ばれたスタートアップと日本企業の共創の成果が発表される予定です。

ジェトロは20年以上にわたり、外国企業の日本進出を支援してきた実績を有し、政府や自治体、大学や研究機関と連携して対日投資を促進してきました。現在は、半導体・マイクロエレクトロニクス、脱炭素、ライフサイエンスを重点分野に据えており、今回のJEAPもその戦略に沿った取り組みです。再生医療や脱炭素の分野は、世界的に新産業の成長が期待される領域であり、日本においても社会課題の解決と産業競争力の強化に直結する重要テーマです。

企業の採用担当者にとっても、今回のJEAPは注目に値します。新たな事業領域の拡大は人材需要を大きく変化させる要因となり、再生医療分野では研究開発人材や製造管理人材、脱炭素分野ではエネルギー関連や環境技術に携わる専門人材の需要が高まることが予測されます。特にIHIやENEOSなど大手企業が参加していることは、協業が実現した際に事業規模が拡大し、人材採用にも波及効果が及ぶ可能性が高いことを意味しています。

この記事の要点

  • ジェトロが再生医療と脱炭素分野に特化したJEAPを開始
  • 日本市場参入や協業を目指す海外スタートアップを対象にレクチャーやメンタリングを実施
  • 再生医療分野は海外スタートアップのビジネスプランを起点に事業化を支援
  • 脱炭素分野は日本企業の課題を起点に海外スタートアップとの連携を推進
  • IHI、ENEOS Xplora、クリタ東日本、日本特殊陶業の4社がチャレンジ企業として参加
  • 提案受付は再生医療分野が9月1日から、脱炭素分野が10月1日から開始され、締切は10月31日
  • 成果発表は2026年2月末に東京都内でデモデイを開催予定

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ

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