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2025年10月31日

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70周年記念!漁業取締船「照洋丸」一般公開、11月8日晴海ふ頭で開催

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漁業取締船「照洋丸」の一般公開を開催します(水産庁)


この記事の概要

水産庁が管理する漁業取締船「照洋丸」が、令和7年11月8日(土曜日)に晴海ふ頭で一般公開される。初代「照洋丸」の起工から70周年を記念したこのイベントでは、普段立ち入ることができない船内の施設見学や漁業取締活動の紹介、歴史的な資料展示などが行われる。国の漁業監視体制を支える「照洋丸」の実態を間近で体感できる貴重な機会として注目を集めている。


漁業取締船「照洋丸」は、水産庁が所有する海の安全と資源保護のための重要な船舶である。初代の建造から70年の節目を迎える今年、3代目となる現行の「照洋丸」が東京都中央区の晴海ふ頭で一般公開されることになった。公開日は令和7年11月8日(土曜日)、午前10時から午後3時までとなっており、最終受付は午後2時45分までとされている。公開場所は晴海ふ頭公園の正面に位置するH3バースで、アクセスの利便性も良く、一般市民が参加しやすい環境が整えられている。

今回の一般公開は、日ごろ一般の人々が目にする機会の少ない漁業取締船の実態を広く知ってもらうことを目的としている。「照洋丸」は違法操業の取り締まりや漁業者の安全確保のため、沿岸域から遠洋の公海まで幅広く活動している。こうした業務は日本の食文化を支える水産資源を守るうえで欠かせない役割を担っているが、普段その実態が公開されることはほとんどない。そのため、今回の公開は教育的な意義も高く、海洋政策や資源管理に関心を持つ人々にとって貴重な機会となる。

見学会では、船内の主要施設を間近で見ることができる。操舵や通信を行うブリッジ(船橋操舵室)や、違法操業の監視に使用される取締機器など、通常では立ち入ることができない設備が一般に公開される予定だ。さらに、漁業取締活動の実際を伝える写真や映像も展示され、来場者は船員たちがどのように現場で活動しているのかをリアルに感じ取ることができる。

また、70周年を記念して、初代「照洋丸」の建造当時のパンフレットや写真などの資料展示も行われる。当時の設計思想や技術の進化を知ることで、日本の漁業監視の歴史を振り返ることができるほか、海上保安や資源保護における技術発展の歩みを理解する機会にもなる。このほか、船員が使用する特殊装具の装着体験や制服の試着も可能であり、子どもから大人まで楽しめる体験型のイベントとなっている。参加者には記念品の配布も予定されており、来場記念として思い出に残るものを持ち帰ることができる。

見学に際してはいくつかの注意事項が定められている。まず、会場には公共交通機関を利用して訪れることが推奨されている。船内には急な階段や段差が多いため、ヒールやサンダルでの乗船は避けるよう呼びかけられている。また、小学生以下の子どもが乗船する場合は、必ず保護者の同伴が必要となる。船内は狭い通路や天井の低い場所もあるため、安全に見学するためには周囲への配慮が欠かせない。

さらに、会場では大きな荷物の持ち込みはできず、スーツケースなどは預けられないため、手荷物の管理は自己責任となる。混雑時には乗船まで待つ場合があるほか、荒天時にはイベントが中止されることもある。会場内では飲食および喫煙が禁止されているが、水分補給のための飲み物は持ち込みが可能となっている。こうしたルールは、見学者の安全と快適な見学環境を確保するためのものであり、参加者にはスタッフの指示に従うよう求められている。

今回の一般公開は、水産庁が進める漁業取締体制の理解促進にもつながる。違法漁業の抑止や持続可能な水産資源の管理は、国内外で重要な課題となっており、「照洋丸」はその最前線で活動している。日本の漁業を支えるこうした取組を国民が直接知ることは、食の安全や環境保全の意識を高める契機にもなるだろう。

70年にわたる「照洋丸」の歴史は、単なる船舶の進化だけでなく、日本の海洋政策そのものの歩みでもある。初代から現行の三代目に至るまで、時代ごとの技術革新と使命の変化を象徴しており、今後の海洋管理の方向性を考えるうえでも大きな意味を持っている。

令和7年11月8日、海の最前線を守る現場を自分の目で確かめるこの機会は、一般市民のみならず、海洋関連産業や教育関係者にとっても大きな学びとなるに違いない。特に若い世代にとって、漁業取締の現実に触れることは、海洋資源を守る未来への関心を育てるきっかけにもなるだろう。

この記事の要点

  • 照洋丸の一般公開は令和7年11月8日に晴海ふ頭で開催
  • 初代照洋丸の起工から70周年を記念して実施
  • 普段非公開の船内施設や取締機器を見学可能
  • 漁業取締活動や歴史資料の展示、制服試着体験を実施
  • 公共交通機関での来場が推奨され、安全面への配慮が必要
  • 荒天時は中止の可能性がある

⇒ 詳しくは水産庁のWEBサイトへ

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