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2025年11月3日

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日本が3年連続で「世界で最も魅力的な国」第1位、東京と京都もトップランクに

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日本が「世界で最も魅力的な国」に3年連続選出!(JNTO)


この記事の概要

世界的に権威ある旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』(米国版)が発表した「リーダーズ・チョイス・アワード2025」において、日本が「世界で最も魅力的な国」第1位に3年連続で選出された。また、「世界で最も魅力的な大都市」部門では東京が2年連続で第1位、京都が第2位を受賞。さらに英国版ランキングでも日本が第3位、東京が第2位に選ばれた。日本の観光地や文化、ホスピタリティへの評価が国際的に高まる中、日本政府観光局(JNTO)は今後も持続可能な観光推進と地域誘客の強化を進める方針を示している。


2025年10月7日、世界的に影響力のある米国の大手旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)』が発表した「Readers’ Choice Awards(リーダーズ・チョイス・アワード)2025」で、日本が「世界で最も魅力的な国(Top Countries in the World)」部門において、3年連続の第1位を獲得した。このアワードは1988年に創設され、世界中の読者による投票で各国・都市・ホテル・クルーズなどが評価されるものであり、旅行業界において最も信頼性の高いランキングのひとつとされている。

今回の結果では、日本がギリシャ、ポルトガル、イタリア、スペインなど名だたる観光立国を抑えて首位を獲得した。米国版ランキングの上位10か国には、ヨーロッパの人気観光地が多数含まれる中、日本は唯一のアジア勢として1位に輝いた。これは、伝統文化と最先端技術が融合した独自の魅力、自然の多様性、食文化の豊かさ、そして観光地における清潔さや安全性が高く評価された結果とされている。

さらに「人口50万人以上の大都市」部門では、東京が2年連続で第1位、京都が第2位を獲得した。東京は世界の都市ランキングで常に上位に入るが、今回の評価では特に「食」「交通の利便性」「治安」「文化的多様性」が高く評価された。京都もまた「伝統文化の保存」「美しい街並み」「四季の風情」が訪問者から強い支持を受けた。日本の二大都市がワンツーフィニッシュを飾ったことは、観光だけでなく都市運営・文化政策の成果を示すものでもある。

一方、英国版の『コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveller)』が発表した同アワードでも、日本は「世界で最も魅力的な国」第3位、東京が「最も魅力的な都市」第2位に選ばれた。英国版ランキングではイタリアとカタールが1位・2位となったが、日本は引き続き欧州の読者層においても高い人気を維持している。これは、近年の英国市場における日本旅行人気の上昇、特にアニメや和食、伝統文化体験などの関心が背景にある。

日本政府観光局(JNTO)の理事長は、「このたび日本が3年連続で世界で最も魅力的な国として選ばれたこと、また東京と京都が大都市部門で1位・2位を獲得したことを非常に光栄に思う。米国・英国からの訪日客数は過去最高を記録しており、この受賞はその成果の一端である」とコメントした。JNTOではこれまでも、各地域の特性を生かした観光プロモーションや地方誘客施策を推進しており、今後も「持続可能な観光」をキーワードに、地域資源の魅力を世界に発信していく姿勢を示した。

『コンデナスト・トラベラー』は米国および英国を中心に発行される高級旅行誌で、発行部数は米国版が約72万部、英国版が約7万部にのぼる。読者層は主に富裕層・高所得層で構成されており、旅行先選定に影響を与えるメディアとして世界的に高い信頼を得ている。特に米国版は『ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー』や『トラベル・アンド・レジャー』と並ぶ“世界三大トラベル誌”の一つとされており、そのランキングでの首位獲得は観光ブランドとしての日本の地位を世界的に確立するものである。

また、ランキングの背景には、日本の観光インフラの改善も大きく寄与している。訪日外国人旅行者の受け入れ体制の充実、英語・多言語対応の強化、地方空港の拡充、観光デジタル化推進、そして「地方創生×観光」政策の展開などが、訪日客の満足度向上につながっている。特に2024年から2025年にかけては、米国・英国市場からの訪日者数が過去最高を記録し、円安も相まって日本旅行への需要が急増している。

今回の結果は、観光分野における日本の国際競争力が再び高まっていることを示すものであり、観光業界にとっては大きな追い風となる。観光庁およびJNTOは、今回の受賞を機に、日本の観光ブランドをさらに強化し、地域経済の発展と持続可能な観光の実現を目指す方針を明確に打ち出している。

この記事の要点

  • 日本が『コンデナスト・トラベラー』米国版で「世界で最も魅力的な国」に3年連続選出
  • 東京が「世界で最も魅力的な大都市」第1位、京都が第2位を獲得
  • 英国版ランキングでも日本は第3位、東京は第2位に選出
  • 米国版発行部数は約72万部、世界三大旅行誌の一つ
  • 米英からの訪日客数は過去最高を記録
  • 観光インフラ整備と地域魅力発信が評価に寄与
  • JNTOは地方誘客と持続可能な観光推進を強化方針

⇒ 詳しくは日本政府観光局のWEBサイトへ

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