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2025年11月7日

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日韓国交正常化60周年記念、韓国向けに「日本のお勧め小都市60選」公開

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韓国市場向けに「日本のお勧め小都市60選」の特設サイトを公開!(JNTO)


この記事の概要

日本政府観光局は、日韓国交正常化60周年を記念した訪日プロモーションの一環として、韓国向けに「日本のお勧め小都市60選」の特設サイトを公開した。まず全国47都道府県から1都市ずつを選定し、先行して掲載を開始。今後は韓国人旅行者の体験記をもとに13都市を追加し、全60都市を紹介する予定である。


2025年10月16日、日本政府観光局は韓国市場に向けて「日本のお勧め小都市60選」を紹介する特設サイトを公開した。これは、日韓国交正常化60周年を記念して実施される訪日プロモーション事業の一環であり、日本全国の魅力ある地方都市を韓国の旅行者に広く発信することを目的としている。特設サイトは10月14日から公開されており、韓国語で「小都市」を意味する“ソドシ”をキーワードに、日本各地の知られざる観光地や地域文化を紹介する構成となっている。

このキャンペーンは「日本小都市散歩キャンペーン」と題され、まず全国47都道府県からそれぞれ1都市ずつ、計47都市を先行して掲載した。各都市のページでは、自然、歴史、伝統文化、グルメなど、地域ごとの特色を多角的に紹介している。従来の観光プロモーションが大都市や有名観光地に集中していたのに対し、今回は「地方の原風景」や「人との触れ合い」を重視した内容となっており、韓国市場で高まりつつある“ローカル体験型旅行”の需要に応える取り組みとなっている。

今後はこの47都市に加え、韓国人旅行者から募集する旅行体験記の中から新たに13都市を選定し、最終的に全60都市を紹介する予定である。韓国人旅行者の目線で選ばれた地域を取り上げることで、現地の人々が感じる「本当の日本の魅力」を共有し、観光地としての認知度向上を図ることが狙いだ。

特設サイトでは、写真や動画を活用した視覚的なコンテンツのほか、アクセス情報や観光ルートの提案など、実際に旅行を計画する際に役立つ実用的な情報も掲載されている。韓国語で分かりやすく表現されたページ構成となっており、現地の旅行者が日本各地の小都市を訪れやすいよう工夫されている。また、今後はSNSやオンライン広告などを通じた周知も行われ、デジタルを活用したプロモーションが展開される見込みである。

韓国では現在、観光において「小都市」をテーマにした旅行が人気を集めている。特に、混雑を避け、ゆったりとした時間を過ごしたい旅行者層や、SNSで紹介されていない“隠れた名所”を探す若年層に支持されている。こうしたトレンドを背景に、日本の地方都市を訪れる旅行者が増加しており、観光庁や地方自治体も韓国市場への情報発信を強化している。

このキャンペーンは、単なる観光誘致を目的とするものではなく、地方創生にも寄与する取り組みとして位置づけられている。観光を通じて地域経済を活性化させ、宿泊業や飲食業、小売業など地元産業への波及効果を高めることが期待されている。また、韓国からの観光客が地方を訪れることで、日韓両国の文化的交流が促進される効果も見込まれている。

特設サイトの公開後、韓国の主要メディアや旅行関連サイトでも紹介が始まり、反響が広がっている。これまで東京や大阪、京都などに集中していた訪日観光が、地方へと広がる動きを後押しする可能性が高い。特に、温泉地や伝統工芸が残る小都市、また食文化が豊かな地域などが注目を集めると見られている。

今回の「日本のお勧め小都市60選」では、地域ごとの魅力を丁寧に伝えることで、これまで知られていなかった地方都市に新たな光を当てる試みとなる。政府観光局は、韓国だけでなく他のアジア市場にも展開を広げる計画を持っており、アフターコロナ期の観光需要回復を見据えた戦略的プロジェクトの一環として位置づけている。

この記事の要点

  • 日韓国交正常化60周年を記念して特設サイトを公開
  • 「日本のお勧め小都市60選」のうち47都市を先行公開
  • 韓国語版サイトで地方都市の魅力を発信
  • 韓国人旅行者の体験記から13都市を追加予定
  • キャンペーン名は「日本小都市散歩キャンペーン」
  • 地方誘客と地域経済の活性化を目的としたプロモーション

⇒ 詳しくは日本政府観光局のWEBサイトへ

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