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2025年11月15日

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添田町が地域活動を支援 最大20万円の「まちづくり助成金」、申請は2025年12月26日まで

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令和7年 みんなでまちづくり活動助成金

福岡県田川郡添田町では、地域の活性化を目指す住民団体やグループの自主的な取り組みを支援するため、「みんなでまちづくり活動助成金」を実施しています。この制度は、地域の課題解決や住みやすい環境づくり、また町全体を「にぎやか」にする活動を行う団体を後押しすることを目的としたものです。地域の中で新しいつながりを生み出したり、特産品づくりやイベントを通じて町の魅力を発信する活動など、まちづくりに貢献する幅広い取り組みが対象となります。

添田町では、町民一人ひとりが主役となって地域の未来を形づくるため、助成金の対象を「小さな活動」と「大きな活動」に分けています。小さな活動は、仲間が5人以上いる添田町在住の団体であれば、会則がなくても申請可能です。活動規模が比較的小さいグループでも参加できる点が特徴で、地域住民の自主的な動きを促す狙いがあります。一方、大きな活動は、添田町に拠点を持ち、町内在住・通勤・通学者が5人以上所属する団体であること、さらに会則を有することが条件とされています。助成金の上限は、小さな活動が最大5万円、大きな活動が最大20万円で、どちらも1団体につき1回限りの交付です。

助成対象となる活動は、地域に貢献するものであれば多岐にわたります。例えば、地元の特産品を開発するための材料費や備品購入費、花いっぱい運動のための苗や肥料代、地域イベントを開催する際の消耗品費や印刷費、施設使用料などが対象となります。また、地域の課題解決を目指す勉強会や講演会の講師謝金、子どもたちの芸術体験活動、さらには農林業体験など、地域の魅力や教育的価値を高める取り組みも助成の対象です。活動内容が地域の活性化や住民同士のつながりづくりに寄与するものであれば、柔軟に支援が検討されます。

一方で、政治的または宗教的な活動、営利を目的とする事業、特定の団体や個人だけが利益を受ける活動、恒例行事などは助成の対象外とされています。また、他の補助制度から同一内容で助成を受けている場合や、団体の運営自体を目的とする活動も認められません。公正性と公益性を重視し、まちづくりに資する取り組みに資金が有効活用されるよう制度設計されています。

助成対象経費については、講師謝金や旅費、消耗品費、印刷・製本費、使用料や備品購入費などが含まれます。ただし、パソコンやカメラなど汎用性の高い物品の購入、参加賞などの費用、食糧費、人件費などは対象外です。町では、経費の判断が難しい場合には事前相談を推奨しており、活動内容に合わせて柔軟に対応しています。

申請方法は、添田町役場のまちづくり課政策企画係窓口へ必要書類を提出する形で行われます。申請書には、団体の名簿や事業計画書、収支予算書などを添付する必要があります。受付期間は令和7年5月7日(水)から12月26日(金)までで、書類の審査後、町が定める評価基準に基づいて交付の可否が決定されます。審査を通過した団体には、交付決定通知書が発行され、活動を正式に開始できます。

この制度は、地域の創意工夫を活かした活動を支援し、住民自らが主体的にまちづくりに関わる環境を整えることを目的としています。小規模なボランティア活動から地域の将来を見据えたプロジェクトまで、規模や内容を問わず挑戦できる点が大きな魅力です。これまでにも、地域資源を活かした特産品開発や高齢者と子どもが交流するイベント、地域の清掃や緑化活動など、多様な事例が生まれています。

添田町では、「にぎやか」で住み続けたくなる町を実現するために、町民一人ひとりのアイデアと行動を後押ししています。助成金を活用することで、地域の課題解決やコミュニティづくりがより具体的に進められ、まちの活力を高める効果が期待されています。地域で活動する団体やこれから活動を始めたいグループにとって、この助成金は地域づくりの第一歩となる貴重な支援策です。

⇒ 詳しくは添田町のWEBサイトへ

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