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2025年11月15日

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さつま町、町制20周年記念イベントに最大20万円補助 申請は2026年2月末まで

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令和7年 さつま町町制施行20周年記念事業補助金

鹿児島県薩摩郡さつま町では、町制施行20周年を記念し、町民全体で節目の年を祝うための「さつま町町制施行20周年記念事業補助金」を設けています。この制度は、町内の団体や企業が自発的に企画・開催するイベントや活動を支援するもので、町民が一体となって地域を盛り上げることを目的としています。さつま町は令和7年3月22日に町制施行20周年を迎え、これを契機に地域の絆を深め、次の時代へとつながるまちづくりを推進していく方針です。

補助の対象となるのは、町制20周年記念事業実施要領の趣旨に則り、記念の機運を高めるイベントや事業です。町民が自主的かつ主体的に企画・実施する取り組みが対象で、地域の団結や文化の継承、交流の促進など、町の魅力を広く発信する活動が歓迎されます。ただし、特定の企業や店舗の販売促進を目的とするもの、営利活動、政治・宗教活動などは対象外となります。

申請できる団体は幅広く、学校関連団体、地域団体、地域企業、そして町長が特に必要と認めたその他の団体が含まれます。学校関連団体には小・中・高等学校のクラス単位やPTAなどが該当し、地域団体は町内在住の3人以上で構成される任意団体(区や公民会組織を除く)が対象です。地域企業は町内に所在地を有する法人等が対象となり、地域密着型の企業による地域貢献活動を後押しする仕組みとなっています。一方で、すでにこの補助金を受けたことがある団体や、反社会的勢力との関係がある団体は申請できません。

補助金額は、学校関連団体・地域団体・その他団体の場合、補助対象経費の3分の2以内で上限20万円、地域企業の場合は補助対象経費の2分の1以内で上限20万円となります。算出された補助額に1,000円未満の端数が生じた場合は切り捨てられます。補助金を受けられるのは1団体につき1回限りで、事業規模に応じた公平な支援が行われます。

対象経費は多岐にわたり、イベントを実施する際に必要な講師や出演者への謝礼、交通費・宿泊費、ポスターやチラシの印刷費、消耗品費、会場設営や委託費、機材レンタル料などが含まれます。また、町長が特に必要と認めた経費も対象となる場合があります。一方で、団体運営のための経費、飲食費、団体構成員への謝礼、個人的な旅費や賞品の購入などは補助対象外とされています。

申請の受付は令和8年2月末頃までとなっており、予算の上限に達し次第、募集が早期に締め切られる場合があります。申請はWEB申請(スマート申請)または書面提出のいずれかで行うことが可能です。書面での申請を希望する場合は、交付申請書(様式第1号)に事業内容や予算を記載したうえで、必要書類を添付し、さつま町役場総合政策課企画政策係に提出します。申請前には、内容確認のため事前相談を行うことが推奨されています。

補助金が交付されるまでの流れは、申請書の受理後に町が書類を審査し、交付の可否を決定します。交付が決定した団体には交付決定通知書が送付され、イベント実施後には実績報告書を提出して支出内容を確認します。必要に応じて概算払いの申請も可能で、イベント運営資金を柔軟に活用できるよう配慮されています。

この補助金は、町民自らが主役となって地域のにぎわいを創出し、町の未来をともに描いていくための仕組みとして注目されています。地域の学校による記念式典や地域団体による文化発表会、地元企業による地域清掃活動やスポーツイベントなど、さまざまな形での活用が期待されています。20周年を記念するこの特別な年に、町民のアイデアと行動を後押しすることで、世代を超えた交流や地域の誇りを再発見する契機となるでしょう。

さつま町は、この補助金を通じて地域のつながりを深め、町全体の活力を高めることを目指しています。町制施行20周年を節目として、これまでの歩みを振り返ると同時に、未来への新たな一歩を踏み出すための活動が求められています。町民一人ひとりの思いが重なり、地域の魅力を再発信するこの取り組みは、さつま町の持続的な発展に向けた大きな原動力となるでしょう。

⇒ 詳しくはさつま町のWEBサイトへ

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