2025年12月4日
補助金・助成金, 労務・人事ニュース
東広島市が介護ロボット導入を支援、補助率2分の1・上限20万円で再募集開始
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令和7年 東広島市介護ロボット・ICT機器等導入支援補助金
広島県東広島市では、介護現場における人手不足の解消や職員の業務負担軽減、そしてより働きやすい職場環境づくりを支援するため、「東広島市介護ロボット・ICT機器等導入支援補助金」の再募集を行っています。この制度は、介護現場におけるデジタル化を推進し、ロボット技術やICT(情報通信技術)の導入を通して、介護サービスの質と効率の向上を図ることを目的としています。
対象となるのは、東広島市内に所在する介護サービス事業所です。介護ロボットやICT機器の導入によって、業務効率を高めるとともに、職員の身体的・精神的な負担を軽減し、介護職の離職防止や定着促進につなげる狙いがあります。特に、介護記録の電子化や見守り支援システム、移乗支援ロボットなど、現場の課題に即した機器の導入が想定されています。
補助対象となる経費は、介護ロボットやICT機器の購入、リース、またはレンタルにかかる費用のほか、導入時の初期設定費用、使用料、配送料などが含まれます。また、ICT機器を導入する際に必要となるセキュリティ対策費も対象です。これにより、利用者の個人情報保護やシステムの安全運用を確保しながら、介護現場のデジタル化を進めることができます。
補助率は対象経費の2分の1で、上限額は1事業所あたり20万円です。例えば、40万円の機器を導入した場合、補助金として20万円が支給されます。介護事業所にとっては、導入コストを抑えながら最新技術を活用できる貴重な機会です。なお、同趣旨の国や県の補助金・交付金を受けている場合、その対象費用は本補助金の対象外となります。二重補助の防止を目的としたこの規定により、透明性の高い支援制度運用が担保されています。
また、補助金の交付決定前に購入や契約を行った機器については、補助対象外となる点にも注意が必要です。契約や導入のタイミングによっては申請が無効となる場合もあるため、申請を検討している事業者は、必ず交付決定を受けてから契約を行うようにすることが求められます。さらに、当該年度内に補助を受けた機器に関する次年度以降のランニングコスト(リース料、使用料、保守費用、セキュリティ更新費など)は補助対象外です。このため、補助対象となるのは初期導入にかかる経費に限定されます。
東広島市は、介護分野におけるデジタル化と生産性向上を推進するため、この補助金を積極的に活用するよう呼びかけています。特に、介護ロボットによる移乗・移動支援、排泄支援、見守り・センサー機器、記録支援システムなどは導入効果が高く、業務負担を大きく軽減できると期待されています。また、ICT機器による業務効率化の例としては、クラウド型記録システムやタブレット端末による情報共有、オンライン会議や研修の導入などが挙げられます。
申請方法は持参、郵送、または電子申請のいずれかで行うことができます。電子申請の場合は、市の電子申請システムを利用してオンラインで手続きが完了します。申請に必要な書類としては、補助金交付申請書、事業計画書、事業実績書、実績報告書、交付請求書などがあり、いずれも市の公式ウェブサイトからダウンロード可能です。申請手続きの詳細や記入例、対象機器の確認方法については「申請の手引き」および「Q&A」に詳しく掲載されています。
この補助制度は、介護職員の働き方改革を支援するとともに、介護現場の質の向上を目的としたものです。高齢化が進む中で、介護事業所に求められるのは「人に優しい職場づくり」と「ICTを活用した効率的な運営」です。東広島市では、今後もこうした取り組みを通じて、地域全体で持続可能な介護サービス体制の構築を目指しています。
補助金や助成金は年度ごとに募集内容が見直される場合があります。申請を検討している方は、最新の情報や受付状況について、募集のウェブページや実施機関に確認することを推奨いたします。また、募集が終了している場合もあるため実施機関にご確認ください。
⇒ 詳しくは東広島市のWEBサイトへ


