2025年12月5日
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政府広報オンラインが伝える命を守る数秒!緊急地震速報と津波警報の仕組みを解説
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最終更新: 2025年12月4日 09:38
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「緊急地震速報」と「津波警報」等 いざそのとき、身を守るために!(政府広報オンライン)
この記事の概要
「政府広報オンライン」では、地震や津波といった自然災害に備えるための基礎知識や行動指針が、誰にでも理解できるように丁寧に説明されています。特に、気象庁が発表する「緊急地震速報」と「津波警報」について、その仕組みや発表までの流れ、実際に速報を受けたときにどのように行動すべきかを、わかりやすくまとめています。この記事では、「政府広報オンライン」で紹介されている内容に基づき、日常生活で役立つ防災行動を解説します。
日本は地震や津波の発生が多い国です。いつ、どこで災害が起こるか分からない中で、私たちが命を守るために重要なのは「正しい情報をいち早く受け取り、適切に行動すること」です。「政府広報オンライン」では、そのために欠かせない「緊急地震速報」と「津波警報」の仕組みや注意点を、一般の人にも理解しやすい言葉で解説しています。
まず、緊急地震速報について紹介されています。これは、大きな地震が発生した際、震源近くにある地震計が揺れを検知し、気象庁が自動解析して震源や規模、揺れの強さを予測し、強い揺れが来る前に知らせる仕組みです。速報は、震度5弱以上の揺れが予想されるときに、震度4以上が予想される地域へ発表されます。さらに、2023年2月からは「長周期地震動階級3以上」を予想した場合にも発表されるようになりました。この速報は、テレビやラジオ、防災無線、そして携帯電話の「緊急速報メール」などを通じて配信され、国民が身の安全を守るための数秒から十数秒の時間を確保することを目的としています。
「政府広報オンライン」では、速報を受けたときにどう行動すべきかも、具体的なシーンごとに分かりやすく説明しています。家庭内では、落下物から身を守るために机の下に隠れ、火を使っている場合は無理に火を消しに行かないようにします。外出中であれば、ブロック塀やガラスの破片などの危険から離れ、安全な場所へ移動します。車を運転中の場合は、慌てずに速度を落とし、ハザードランプをつけて道路の左側に停止します。また、エレベーターに乗っている場合には、最寄りの階で停止してすぐに降りることが推奨されています。こうした行動は、短い時間の中で命を守るための最も基本的な動作として強調されています。
一方、津波に関しては、気象庁が発表する「津波警報」や「大津波警報」などの仕組みが詳しく説明されています。地震発生からおよそ3分で第1報が発表され、津波の高さを「巨大」または「高い」といった簡潔な言葉で知らせます。その後、地震の規模が明らかになる約15分後に、津波の高さを数値で示して再発表します。津波警報は「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」の3種類に分かれており、それぞれの段階で取るべき行動が異なりますが、共通して重要なのは「警報を聞いたらすぐに避難を始めること」です。
津波の速度は非常に速く、水深5,000メートルの沖合では時速800キロメートルにもなり、陸地に近づいても時速36キロメートルという速度で押し寄せます。この速さでは走って逃げ切ることは不可能であり、津波が見えてから避難を始めても間に合いません。揺れを感じた瞬間に「高台や避難ビルなど、より高い場所へ逃げる」という判断が命を守る唯一の方法であると説明されています。また、津波は1度だけでなく何度も押し寄せる可能性があるため、警報が解除されるまで絶対に海や川には近づかないように注意が呼びかけられています。
視覚的に津波警報を伝える手段として「津波フラッグ」も紹介されています。これは、赤と白の格子模様の旗で、2020年6月から海水浴場などで使用されています。聴覚に障害がある方や、波の音で警報が聞こえにくい人にも避難を知らせるための工夫であり、この旗を見かけたらすぐに避難を開始するよう促されています。また、海岸付近には「津波避難場所」や「津波避難ビル」などの標識も設置されており、日頃から位置を確認しておくことが大切だと説明されています。
「政府広報オンライン」では、日頃の備えの重要性についても強調しています。家具の固定やガラスの飛散防止フィルムの貼付けなどの安全対策は、地震時の怪我を防ぐ効果があり、命を守るための基本です。また、各自治体が提供するハザードマップで避難経路を確認し、実際に歩いて確認しておくことも推奨されています。さらに、非常食や水、懐中電灯、常備薬などを備蓄し、持ち出し袋を用意しておくことも欠かせません。家族が離れた場所にいるときに備えて、連絡方法や集合場所をあらかじめ決めておくことも重要です。通信が混雑する災害時には「災害用伝言サービス」を利用できるよう、日頃から使い方を確認しておくことが勧められています。
加えて、実際の防災訓練に参加することが、知識を実際の行動に結びつける上で不可欠であると紹介されています。地域や学校、職場などで行われる訓練は、災害時の冷静な判断力と行動力を養う貴重な機会です。机の下に隠れる、避難経路を確認する、家族で避難先を話し合うといった日常の積み重ねが、いざという時の命を守る力になります。
この記事の要点
- 政府広報オンラインは緊急地震速報と津波警報を分かりやすく解説
- 緊急地震速報は震度5弱以上の揺れを予測し数秒前に知らせる仕組み
- 津波警報は地震発生後3分で第1報を発表し、15分後に詳細を更新
- 津波の速度は最大時速800キロで、見てから逃げても間に合わない
- 津波フラッグや避難標識による視覚的伝達が進む
- 家具固定・備蓄・避難経路確認などの家庭内対策が不可欠
- 防災訓練への参加が冷静な判断と迅速な行動につながる
⇒ 詳しくは政府広報オンラインのWEBサイトへ


