2025年12月13日
労務・人事ニュース
米国3都市10店舗で22種類の日本酒ペアリングを提供した2025年企画
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米国でSAKEと「非和食」のペアリング体験を提供 ―著名レストランや料理界の名門財団と連携し、SAKEをワインと並ぶ食中酒へ―(JETRO)
この記事の概要
2025年10月13日から11月2日にかけて、米国3都市の計10店舗で日本酒と非和食料理22種類のペアリング企画が行われ、日本酒をワインと並ぶ食中酒として魅力づける取り組みが進められた。さらに11月20日には現地の料理関連財団が主催するイベントで、日本酒とタイフュージョン料理の組み合わせが紹介され、飲食業界関係者への発信が強化されている。
2025年10月13日から11月2日にかけて、米国のニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコの3都市において、日本酒の新たな楽しみ方を提案するプロモーションが展開された。今回の取り組みでは、和食に限らず幅広い料理との組み合わせで日本酒の可能性を伝えることを目的としており、特に非和食のフュージョン料理を扱う10店舗が協力し、合計22種類の料理と日本酒のペアリングが提供された。この企画は、通常は和食との組み合わせで楽しまれることが多い日本酒を、より幅広い料理ジャンルに対応できる飲料として位置付けることを狙ったものであり、現地の消費者に新鮮な体験を届けた。
提供された料理のジャンルは魚介類から肉料理、さらにはチーズを用いたものまで多岐にわたり、日本酒が持つ繊細さや香り、味わいの幅がどのように料理と調和するかを楽しめる内容となっていた。また、ワインを日常的に飲む層に向けて日本酒を新たな選択肢として紹介するため、ソムリエによる日本酒のプレゼンテーションが行われ、飲用の幅を広げる取り組みとして注目された。
企画に参加したレストランでは、日本酒に触れる機会が増えたことでスタッフの知識や理解が深まり、来店客とのコミュニケーションの中で日本酒の魅力を共有する機会が増えたという反応があった。複雑でスパイスを効かせた料理や、食材の個性が強く出るフュージョン料理と日本酒が組み合わさった際には、来客の興味が高まった様子が見られ、この取り組みが日本酒の新たな可能性を示す機会となった。
このプロモーションに続く形で、現地時間11月20日には米国の料理界で高い評価を受ける賞を主催する財団によるイベントが開催され、日本酒とタイフュージョン料理のペアリングが行われた。今回のイベントは飲食業界関係者を対象としており、専門性の高い視点から日本酒の魅力を広く伝える機会となった。このように、非和食との組み合わせを中心とした企画が専門家の場でも展開され、日本酒が持つ食中酒としての多様な価値がより深く紹介されている。
今回の取り組みの背景には、日本産食品の価値を海外へ広く伝える長期的な活動があり、その一環として日本酒の新しい楽しみ方を創出する企画が進められている。2025年度の企画では、特に魚介類との組み合わせにとどまらず、非和食との積極的なペアリングを打ち出すことで、日本酒の幅広い魅力をアピールし、現地の飲食文化に日本酒をより深く浸透させることが目標とされている。
今回の取り組みは現地の飲食業界からも注目されており、今後の展開によってさらなる日本酒の普及が期待される。また、日本酒を扱う飲食店や食品関連企業にとっても、非和食とのペアリングは新たな提案として活用できる可能性があり、採用やメニュー開発に関心を持つ担当者にとっても価値のある情報となる。
この記事の要点
- 米国3都市で10店舗が日本酒と非和食料理22種類のペアリングを提供
- 期間は2025年10月13日から11月2日まで
- 参加店舗では日本酒への理解が深まり接客にも良い影響が出た
- 11月20日に料理界の財団が主催するイベントで追加の発信を実施
- 日本酒をワインと並ぶ食中酒として位置付ける取り組みが進行
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ


