2025年12月17日
補助金・助成金, 労務・人事ニュース
奄美市がワーケーションを支援、宿泊3泊以上で最大30万円補助
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最終更新: 2025年12月17日 01:05
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令和7年 奄美市ワーケーション企業等誘致促進事業募集
奄美市では、市内でのワーケーションを推進するため、令和7年度から令和8年度にかけてワーケーションを実施する個人事業主および法人企業を対象に、滞在にかかる経費の一部を補助する制度を設けている。対象となるのは群島外の個人事業主、または奄美群島内に事業所を持たない法人で、市内に3泊4日以上滞在し、コワーキングスペースの利用と市内アクティビティを行程に組み込むことが条件となっている。申請は事業開始日の10日前までに行う必要があり、事前の準備が求められる制度である。
補助金として交付される額は、交通費や宿泊費、市内コワーキングスペース利用料、市内アクティビティの費用といったワーケーションに必要な支出を対象とし、総額の2分の1以内で上限30万円となる。補助額の計算にあたっては1,000円未満の端数が切り捨てとなるほか、予算額に応じて補助が満額支給されない場合もあるため、早期の申し込みが推奨される。
補助対象となる交通費には、出発地から奄美市までの移動費、ワーケーション期間中の島内移動費、そして事業終了後に次の滞在地へ向かう移動費が含まれる。宿泊費については市内での滞在分が対象となり、ワーケーションの実施に不可欠なコワーキングスペースやレンタルオフィスの利用料、市内で行うアクティビティの参加費も補助対象に含まれる。このように、実際の滞在と活動に必要な費用が広くカバーされている点が特徴である。
申請の際には、交付申請書や事業計画書、収支予算書などを提出する必要があり、事業内容の変更が生じた場合には変更申請書の提出が求められる。また、事業終了後は実績報告書や収支精算書、領収書の提出が必要となり、その後に請求書の提出を経て補助金が交付される流れとなる。募集期間は令和8年2月13日までと明確に定められており、予算の上限に達した時点で募集が終了するため、早めの申請が重要である。
奄美市は本制度を通じて、市内での滞在型就業の促進を図り、地域活性化の一助とすることを目指している。ワーケーションを活用して地域との関わりを深める企業や個人にとって、費用面での負担軽減につながる制度として位置付けられている。
補助金や助成金は年度ごとに募集内容が見直される場合があります。申請を検討している方は、最新の情報や受付状況について、募集のウェブページや実施機関に確認することを推奨いたします。また、募集が終了している場合もあるため実施機関にご確認ください。
⇒ 詳しくは奄美市のWEBサイトへ


