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2026年1月4日

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2025年11月27日始動のELPS第3号案件、輸出バリューチェーン強化で現地農家を支援

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民間セクター・小規模生産者連携強化(ELPS)イニシアティブ第3号案件の立上げ(農水省)

この記事の概要

2025年11月27日、ELPSイニシアティブの第3号案件として、バングラデシュにおける輸出用ゴマのバリューチェーン強化プロジェクトが立ち上げられた。ラジバリ県とパブナ県を対象に生産性向上と品質改善を図り、日本企業と現地生産者双方の利益向上を目指す取り組みである。


2025年11月27日、ELPSイニシアティブの第3号案件として、バングラデシュで輸出用ゴマのバリューチェーンを強化する新たなプロジェクトが始動した。この取り組みは、同国におけるゴマ生産の能力向上や品質改善を通じて、輸出市場での競争力を高めることを目的としている。プロジェクトの対象地域はラジバリ県とパブナ県で、生産者への技術支援や乾燥工程をはじめとした品質管理の改善が進められる。

今回の案件は、民間セクターと小規模生産者をつなぐ仕組みを強化するためのELPSイニシアティブの一環として位置づけられている。ELPSは2023年に創設され、持続可能な食品原料の調達に向けて、日本企業と途上国の生産者をつなぐ役割を担ってきた。途上国の生産現場は情報取得が難しく、安定調達が課題となる中で、持続可能なサプライチェーン形成を支援する取り組みが強く求められている。

ELPSではこれまでに2024年9月のコーヒー関連案件、2025年8月のナッツ関連案件が立ち上げられており、今回のゴマ支援は第3号案件として続くものとなった。ゴマは広い用途を持つ農産物であり、国際市場でも一定の需要があることから、輸出バリューチェーンの強化は現地の収益向上に直結しやすい。生産者が高い付加価値を得られる体制を作ることは、地域の生活基盤の安定にもつながる。

プロジェクトの立ち上げに合わせ、同日にローンチイベントが開催され、関係者によるパネルディスカッションが行われた。イベントでは、持続可能な食料システムに貢献する取り組みとして本案件が紹介され、民間と生産者の協力が生む可能性に期待が寄せられた。バングラデシュの農業は生産者の小規模性など課題が多い中で、能力向上支援や技術習得の機会を提供することは長期的な農業発展に不可欠であるとの認識が示された。

プロジェクトでは、生産者のスキル向上を図るだけではなく、作物の乾燥工程や保存過程における品質管理を強化し、輸出に適した基準を満たす体制を整えることが目指されている。現地では収穫後の工程に改善の余地があるとされ、乾燥設備の活用や管理手法の改善が輸出品質の安定につながると期待されている。結果として、高品質なゴマの安定的な供給が実現すれば、商流の強化と収益増加が見込まれる。

また、この取り組みは日本側の民間企業による安定的で持続的な調達にも資するため、供給者と需要者の双方に利益をもたらす構造が形成される点も特徴だ。民間企業が長期的な視点で社会的課題の解決に関わる機会を提供し、途上国の生産現場と連携して食料システムの強靱化を図る取り組みは、企業価値の向上と社会貢献の両面を実現するモデルとして注目されている。

ELPSイニシアティブは、世界的に高まる環境や人権への配慮要求に対応するための手段としても機能しており、国際基準を満たす生産体制の構築支援をこれまでも進めてきた。バングラデシュでのゴマ支援プロジェクトは、農産物の国際市場にアクセスするための基盤整備に直結するものであり、生産者が持続的に収入を得るための安定的な仕組みづくりに寄与する。

ローンチイベントで示されたように、この取り組みは単なる調達強化にとどまらず、食料安全保障や国際協力における新たな可能性を示す事例として位置づけられている。バングラデシュと日本の双方にとって利益をもたらす構造が構築されれば、今後の他地域への展開やELPSのさらなる発展にもつながると期待されている。

この記事の要点

  • ELPS第3号案件としてバングラデシュでゴマ支援を開始
  • ラジバリ県とパブナ県で生産性や品質向上を支援
  • 2025年11月27日に立ち上げとイベントを実施
  • 輸出バリューチェーン強化により生産者収益の向上を期待
  • 持続可能なサプライチェーン構築支援としてELPSを継続展開

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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