2026年1月13日
労務・人事ニュース
2024年漁期1.8万トンとなったゴマサバ資源評価が示す現状
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最終更新: 2026年1月12日 09:34
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最終更新: 2026年1月12日 16:24
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~最新(令和7年度)の評価結果が公表されました~ ゴマサバ太平洋系群(水産庁)
この記事の概要
令和7年12月19日に、我が国周辺水域に生息する水産資源のうち、ゴマサバ太平洋系群を対象とした最新の資源評価結果が公表された。本評価では、漁獲量や資源量、親魚量の長期的な推移に加え、将来予測や管理基準値との関係が整理されている。本記事では、公表資料に基づき、資源の現状と今後の管理に関わるポイントを丁寧に解説する。
今回の評価対象であるゴマサバ太平洋系群は、日本の太平洋側を中心に分布し、産卵場は日本南岸の黒潮周辺域に形成されることが確認されている。漁獲量や資源量は、毎年7月から翌年6月までを1漁期年として整理されている。
漁獲量の推移を見ると、2005年漁期から2011年漁期にかけては高い水準で推移していたが、2012年漁期以降は減少傾向が続いた。直近の2024年漁期における日本の漁獲量は1.8万トンとなっている。加えて、2014年漁期以降は外国船による漁獲も確認されており、2024年漁期は日本と中国を合わせて2.3万トンの漁獲量となった。
年齢別の漁獲状況では、1歳魚と2歳魚が主体となっており、年ごとの変動が大きい特徴が見られる。加入が良好な年級群が出現した場合には、0歳魚や1歳魚として大量に漁獲される傾向が過去のデータから示されている。
資源量は2004年漁期から2010年漁期にかけて高水準で推移していたが、2011年漁期以降は減少した。その後、2021年漁期以降は緩やかな増加傾向に転じ、2024年漁期の資源量は19.9万トンとなっている。
親魚量についても資源量と同様の動きを示しており、直近5年間である2020年漁期から2024年漁期にかけては増加傾向が確認されている。2024年漁期の親魚量は11.8万トンであった。
加入量は、1996年漁期、2004年漁期、2009年漁期に高い値を示したが、2015年漁期以降はそれ以前より低い水準で推移している。2024年漁期の加入量は3.1億尾となっている。
資源管理の指標として用いられる最大持続生産量を実現する親魚量は16.7万トンと算定されている。2024年漁期の親魚量はこの水準を下回っており、管理基準値との比較が重要な判断材料となっている。
将来予測では、一定の漁獲管理規則に基づく場合、長期的には親魚量と漁獲量の平均値がともに増加し、2035年漁期までに親魚量が目標管理基準値に到達する可能性が示されている。これらの予測結果は、今後の資源評価によって更新される前提で整理されている。
今回の評価結果は、資源の現状を把握するだけでなく、将来に向けた漁獲管理や資源回復の方向性を検討するための基礎資料として位置付けられている。科学的根拠に基づく情報の共有が、持続的な資源利用につながることが期待される。
この記事の要点
- ゴマサバ太平洋系群の最新資源評価結果が公表された
- 2024年漁期の日本の漁獲量は1.8万トンとなった
- 資源量は19.9万トン、親魚量は11.8万トンであった
- 加入量は近年低水準で推移し2024年漁期は3.1億尾となった
- 将来予測では2035年漁期までの回復可能性が示されている
⇒ 詳しくは水産庁のWEBサイトへ


